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セルフジャーニーへの転身

目指す先にあるモノ

・アンチジョブの存在

お金の為の仕事ではなく「自身の存在意義」を満たす仕事

のほとんどは士業(しぎょう)に集約される。その理由は

幼い頃に憧れたヒーロー像がアイデンティティとして残り

やすいからだ。それらは何かしらの問題を解決する仕事で

あり消防士や診断士といった規模の大きな問題を解決する

為に活躍する仕事になるが、こうしたヒーロー職は「自身

が問題を解決してく事で問題が撲滅する事は、即ち仕事を

失う」というジレンマが付き纏う。つまり何かしらの問題

が起きているから出動ができるのであって、問題がなくな

れば用済みになる未来を自身で引き入れている事になる。

 

・必要悪という立場

人は誰しもが「自分は間違ってない」と考えながら生きて

いる。だからといって自分だけを「ヒーロー役」に仕立て

上げてしまえば悪役がいなくなり、人生劇場は「倒す敵の

いないヒーロー講演会」という、いかにも老人達が好みそ

うなシラけたSHOWしか生み出せなくなる。だからこそ、

アナタが展開するSHOWは一体何を倒すのか。仮想であれ

リアルであれ、その設定は必ず将来アナタの人生の助けに

なる。

 

・現物でなく思想だから難しい

コンサルタントも同じだが、社会に何も問題がなくなれば

ボクらは仕事を失う。だからこそ、ボクらは全ての問題を

解決してはならず、新たな問題を起こしながら古い問題を

更新していく立場を目指せば良い。これがムーブメントと

呼ばれる現象の正体であり、いつだってその役割を担って

きたのは「賊」という立場だ。昔の問題は昔の偉人達が賊

となって解決してきたはずだ。ならば現代になって生まれ

た問題は一体どこにあるのかを探す旅に出よう。

株と使用料を考える

・みかじめ料

現代社会が抱える代表的な問題として「みかじめ料」とい

う概念がある。本来これは「用心棒代金」の事だが武力が

著しく罰せられる現代社会では、これを徴収できる人間は

かなり少ない。ただ、武力の代わりに世の中に台頭してき

たのが「権威の力」だろう。現代社会は「権威こそ全て」

といった風潮があり、詐欺組織でも用いられるぐらいだ。

これが「お金を払えば幹部になれる」っという意味不明な

日本語が生まれる原因であり、それを信じた母親が職場か

ら億単位の金を横領した事件は記憶に新しい。

 

・株的なモノ

この問題は「自分」というモノに価値がないから、組織に

頼ろうとする「権威への屈服」そのものだ。そんな意思で

成り上がった成功者をボクは見た事がないし、その組織で

仮に成り上がったとしても今度は「みかじめ料」が足枷に

なる事は避けられない。ならば八方塞がりに思えるかもし

れないが、現代のまともな会社を見本にしてみれば株的な

価値の代替えに「労力」として時間を渡す事は可能。それ

はお金でも時間でもなく「助けようとする心」でありこれ

が返報性を生むきっかけをくれる。

 

・価値を提供し続ける

ビジネスの根源は「価値の提供」であり、これを売れれば

勝ちと勘違いすると途端に「買わせるスキル」へと簡単に

走ってしまう原因にもなる。買わせるスキルはあくまでも

その場しのぎにしかならず、到底顧客がファンになる要素

などない事を肝に銘じておこう。買わせるスキルに持続性

がないのはその為であり、ビジネスが継続できる理由には

「売れるから」でも「お金があるから」でも、増してや誰

かの指示があるからでもない事をお忘れなく。

感情に支配されない心

・感情に触れるという事

「買わせるスキル」の世界を覗いてみると、そこには概ね

人の感情を扱う分野である事が見えてくる。ではナゼそこ

に浸るとロクな事にならないのかを紐解けば、外部からの

刺激によって動かされた感情というのは「勉強」であれ何

であれ身体に少なからず異常をもたらす。ネガティブ思考

でいると体調が悪くなり、ポジティブ思想が健康でいられ

るのもその為に起こる現象で、復讐や怒りや悲しみの感情

に長く触れていると「聞く側」だけでなく「話す側」にも

影響を与える事になる。だから詐欺は長続きしないんだ。

 

・制御するワケじゃない

これを制御しようと試みると、自身の感情に嘘を付き続け

る事になるので心が病み、次第にそれは何らかの異常とし

て身体に現れる。心に嘘を突き通す「無理」と「出来っこ

ない」事を心身ともに押し通す「無理」には、同じ無理で

も中身は雲泥の差がある。そして自身に嘘を付く無理は、

どこまでいっても「嘘」である為「黒いモノを白だ」っと

する権力への屈服と同じ状態を生む。だから、そんな事を

するぐらいなら給料を貰って嘘を付いてた方がまだ楽だ。

 

・合理的という選択

自分にも他人にも嘘を付かずに「出来っこない事」に挑戦

する為には、全ての話に整合性を持たせる必要がある。つ

まり「辻褄が合っている」という状態だ。まずはここまで

来れて初めて「言ってる事は分かるケド」っという状態に

持ち込める。感情を逆なでするだけの「買えば解決」商法

は逆に何の解決も生まないので、それは「何も解決してい

ない」という事にすら気付かない情報弱者にしか売れない

だろうし、その見返りに自身の身体を壊していてはあまり

にも割に合わない商売だと言える。そして、誰が聞いても

その先に「成功者の道はない」と言える。

広告と紹介と勧誘と

・広告の世界

世の中の経済は「広告事業」で回っていると言っても過言

ではない。周りを見渡してみれば、外を歩けば看板があり

TVを付ければCMが流れ、ネットを開けば広告が目に止ま

る。ただし、本格的な広告を出そうと思うと回収できるか

どうかも不明な莫大な予算が必要であり、個人起業家には

到底手出しできるモノではない。その根底には「お金をか

けるんじゃない」という思想ではなく「ギャンブルにする

んじゃない」という戒めの想いがある。お金をかけられる

のは「投資を受けた後」の予算で組むべきで、実費広告は

自慢にはなるが自爆を招く。

 

・宣伝の世界

一方で宣伝は「誰かのレコメンド」であり、これほど世に

普及されやすい媒体はないと言える。この宣伝方法は何も

口コミだけに限らず、ロゴマークやウォーターマークなど

使用者の想いとは関係なく周囲に見せてくれる効果も期待

が持てる。その為に、より多くの人に配布する必要がある

し、そこはセンスと技術の世界観で動いている。とは言え

設計図としての平面的なデザインがあれば良いのであれば

そこは「AIが活躍する」世界になるだろう。最早デザイン

は創るのではなく「AIに描かせる」時代になったと言える

だろう。

 

・勧誘の世界

広告であれ宣伝であれ、それを始める前に絶対に必須なの

は「売るモノを創る事」に尽きる。これなくして広告宣伝

は何の意味も成さない。思い付きで「無料でご招待」する

のは簡単だけども、楽しいだけでは有料にはできないのが

現実。このカテゴリはYouTubeやTikTokが司る分野であり

「人を集めたから広告費頂戴」の世界にしかならないから

だが、そもそも最初から「有料で見せるモノ」の設定なし

に後付けで「明日から有料ね」なんて成り立たない。動画

サイトを狙うのであれば「有料版の一部」だけを流せば、

それはかなり大きな宣伝効果になる。その為にまず勧誘が

出来る環境を創ろう。

行動信仰に依存させない

・機械のお仕事です

多くの人はすぐに「自分の時間」を仕事に充てたがる傾向

にある。ただ、1人のお客様に圧倒的時間をかけても成功

しないのは単純に1日が24時間しかないからだ。世の中

がどんどん複雑化していく中で未だに「全て説明して欲し

い」と願う甘えん坊にボクらは構っているヒマなどなくて

「読めば解る」スタンスにしたのも、解説は毎日サイトが

「表示してくれる」から。情報が欲しいのに開示してある

情報すら「読まない」のであれば、それはもう救いようが

無いとボクは考えている。

 

・遡る理由

自分が「今のままで良い」という現状維持バイアスに駆ら

れている間は、当然「今までの人生」でしか毎日は流れな

い。情報が不足している事にも気付く事は無いし、増して

や「情報が欲しい」とも思わない。情報に渇望する為には

まず「小さい頃から夢見てた事」をナゼ大人になって諦め

たのかを明確に知る必要がある。そこにはたくさんのナゼ

が隠れているし、周囲に聴いたって誰も答えてはくれない

から皆そこで「本気でどうしようもない」と諦める。そこ

は全く諦める必要のない世界があり、ボクらはその扉を開

く為に「何を知らなかったのか」を知る所から始めるのが

起業の始まりだ。

 

・その為のマインドオートメーション

情報の一部を補填してやると、それだけでは辻褄の合わな

い事が次々と湧いて出てくる。そこが知識で説明できるよ

うになると今度は別の角度からオカシな話になってくる。

ボクらが恐れていたモノ、怯えていたモノが次々と眼の前

に現れては実現していくが、結局は「自身の捉え方」なん

だと気付くのにそこまで時間はかからない。恐れていたの

は「他人からの見た目」であって、そこに気付くと今度は

自分自身でどんどん問題を突破する力が身に付く。これが

マインドオートメーションと呼ばれる現象だ。

馴れ合いと相乗効果

・単品起業

どこかの組織傘下に入った所で独立開業が出来ない理由は

「誰か(上司)の為に自分の時間を使うから」である事を

踏まえれば、自身が自身の為に創った活動こそが独立開業

への近道になる。ただ、そこは経済合意性限界曲線の外側

にある事が多く「誰もやった事の無いブルーオーシャン」

市場になる。そこはチョチョイと宣伝すれば誰もが「まぁ

素敵」となる領域ではなく、得てしてメリットを知るのに

時間がかかる。この領域では誰もが挑戦できるが全ての人

が必ず成功できる訳ではない事も知っておこう。

 

・相乗効果

どこかのコミュニティに入れば「先生」はいるから生徒は

同じ話題で共感は得られるが、これは承認欲求を満たす為

のコミュニティのメリットでもあり同調圧力を生むデメリ

ットでもある。企業理念(アイデンティティ)を持たない

状態でそこに身を投じれば、檻の中の羊として飼われるの

は必然であり、そこはとても居心地がよく快適でいつまで

でも議論していられる場所になるが、そこでは人生が1つ

も前に進まない。誰かとの相乗効果を求めたければ、それ

は「馴れ合い」ではなく「お互いの承認」でなければなら

ず、それは恋愛における告白に近い。

 

・ポートフォリオとBATNA

恋愛であれば相手は外見で決めるのもアリかもしれない。

しかしビジネスとなると能力と稼ぎが比例する為にそうも

言っていられないのが現実。「美人は三日で飽きる」とは

よく言ったもので、若さと美貌だけではワンナイトで飽き

られる。そこには「絶対に手放せない何か」を持っている

べきであり、それはビジネスにおいても同じ事。BATNA

とはそういったモノであり、それは得てして「知識」では

なく経験から来る「嗅覚」とか「ヤマ勘」に近いものだ。

これを鍛える為には毎日欠かさず続ける事を「仕事」とし

決して途中で投げ出さない事。それがアナタのポートフォ

リオになる。

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