契約書というモノ
・大きな決断
ほとんどの人は自身が大きな売り物を設定できると感じて
いない。なのに誰かが創った大きな商品は、必要に応じて
買う事に疑問を抱かない。自身のアイデンティティに則れ
ば誰でも高価なモノは創れるが、その契約にはポリシーを
記載した契約書があってしかるべき。これは企業との雇用
契約も同じで、その中身は色んなルールが記載されている
はずだ。ならばそんな「契約」とは一体何なのか?ボクら
は一体何に対して契約書にサインしているのか。この辺り
を知る事は今後のアナタの活動を大きく左右する。
・契約書って何だ
ここに書かれている事は、経営者の一方的な要求に他なら
ない。ほとんどの場合は相手がコレを「承諾するか否か」
で判定するように設計されてるハズで、その基になってい
るのはアナタが設定したアイデンティティに他ならない。
つまりそれは「万民に向けたモノではないよ」という公言
であり、それは希少でマイノリティで人々を何らかの方法
で救済できる何かである必要がある。保険業の約款に書か
れている契約内容が小さな文字で書かれているのもその為
であり、それは事業が救えない範囲として設定される事象
そのものだ。
・コミットメント発動のカギ
顧客は基本的に「お金を払ったら全てを解決してくれる」
と思い込む生き物なので、提供者が救済する事ができない
部分は予め示しておくべきだ。ただしそれは事業主の怠慢
であっては意味がなく、それを踏まえた上で「契約内容」
をどのように設定するのかを考えた場合、最善策は相手に
読む意思を与えない事に尽きる。今の時代に「会員規約」
や「プライバシーポリシー」を真剣に読む人が少ないのは
あらかじめその事業を信用する事から入るからだ。ならば
それは個人であっても同じで、信用ありきで構成しておけ
ば顧客は読む必要がなくなるし「ここに同意する」という
決意はコミットメントを発生させるのに丁度良い。
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