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ビジネス構築の概略集


契約書というモノ

・大きな決断

ほとんどの人は自身が大きな売り物を設定できると感じて

いない。なのに誰かが創った大きな商品は、必要に応じて

買う事に疑問を抱かない。自身のアイデンティティに則れ

ば誰でも高価なモノは創れるが、その契約にはポリシーを

記載した契約書があってしかるべき。これは企業との雇用

契約も同じで、その中身は色んなルールが記載されている

はずだ。ならばそんな「契約」とは一体何なのか?ボクら

は一体何に対して契約書にサインしているのか。この辺り

を知る事は今後のアナタの活動を大きく左右する。

 

・契約書って何だ

ここに書かれている事は、経営者の一方的な要求に他なら

ない。ほとんどの場合は相手がコレを「承諾するか否か」

で判定するように設計されてるハズで、その基になってい

るのはアナタが設定したアイデンティティに他ならない。

つまりそれは「万民に向けたモノではないよ」という公言

であり、それは希少でマイノリティで人々を何らかの方法

で救済できる何かである必要がある。保険業の約款に書か

れている契約内容が小さな文字で書かれているのもその為

であり、それは事業が救えない範囲として設定される事象

そのものだ。

 

・コミットメント発動のカギ

顧客は基本的に「お金を払ったら全てを解決してくれる」

と思い込む生き物なので、提供者が救済する事ができない

部分は予め示しておくべきだ。ただしそれは事業主の怠慢

であっては意味がなく、それを踏まえた上で「契約内容」

をどのように設定するのかを考えた場合、最善策は相手に

読む意思を与えない事に尽きる。今の時代に「会員規約」

や「プライバシーポリシー」を真剣に読む人が少ないのは

あらかじめその事業を信用する事から入るからだ。ならば

それは個人であっても同じで、信用ありきで構成しておけ

ば顧客は読む必要がなくなるし「ここに同意する」という

決意はコミットメントを発生させるのに丁度良い。

無形商品を扱う

・無形商品の形

個人のオリジナルコンテンツが無形商品を狙った方が有利

になる理由としては、仕入れコストの削減がメインになる

だろう。有形商品はどうしても相場が決まってしまう中で

無形商品は保険であれエンタメであれ価格が自由設定だ。

これらの多くは近未来へのリスクヘッジがほとんどであり

アイデンティティやお金教育など将来絶対に役に立つ内容

は、保険同様に人生に対してのリスクヘッジになる。この

リスクヘッジそのものが富裕層に向けて売られないのは、

偏に将来にかかる損害がお金で解決できる事が基本になる

から。お金持ちの富裕層は、お金の心配がない事からこそ

これを買う必要がないと心得るべきだ。

 

・薄利多売は無形が命

では一般市場では無形商品がどのようにその販路を拡大さ

せているのかと言うと、有形商品に対するリスクヘッジと

して依存させている事が多い。VUCAの時代がやってきて

世の中がどんどん複雑に変わっていくにつれ、人に限らず

とも情報の持ち運びも便利になった一方で、高額デバイス

を不慮の事故で破損させてしまう事も珍しくなくなった。

ここに着目したのが損害保険の考え方で、こういった無形

の価値を有形物に憑依させたのは保険のみならず書籍も同

じだ。無形の情報を有形に変える書籍は、情報そのものの

価値に加えて未来へのリスクヘッジも兼ねていると言える

だろう。

 

・ボクらは何を提供するのか

ボクらが提供できる価値の範囲は無限ではない。だからと

いって簡単に誰もが真似できてしまうような安っぽいモノ

であっても意味はない。自身の価値を誰に提供する設定で

あれ、企業相手にキャッチフレーズを使ってしまえば途端

に怪しく光ってしまうのは「対顧客」と「対ビジネス」の

境界線すら曖昧になっている証拠であり、顧客満足を追求

する者同士の商談はお互いの手の内を出来るだけ見せる事

が望ましいだろう。ただどうしても企業秘密のようなモノ

は生まれて然りだが、それよりも「その部分はアナタにし

かできない」と相手を納得させる事がビジネス展開の大き

な礎になる。

資本主義のメリット

・お金の呼ばれ方

お金には「消費と投資と浪費がある」事は既にお伝えして

いるが、ここでは資本の考え方に基づき、お金の使い方を

「貯金と投資と借金」として捉える。すると今まで王道の

正義だと信じられてきた貯金が一番手元にお金が残らない

方法であり、その一方で借金が一番利益が出る事も見えて

くる。しかし、これは事象としての物事の捉え方であって

万民が闇雲に借金をすれば良いというワケでは無い。問題

なのは「何の為に借金をするのか」が大切で、ここに掛け

るお金は「便利と時短」への加速装置だ。そしてこの原理

は、事業主でもユーザーでも同じだ。

 

・既存事業の資本

世の中には借金であれ何であれ、お金を持っている人の元

には人が集まるという慣習がある。その心の内にあるのは

正直「そのお金の一部だけでも貰えないか」という野心に

他ならないが、現実はそんなに甘くはない。つまり「お金

を見せびらかしたいだけの借金」には明るい未来などある

ワケがなくって、そこには顧客をバカにした烏合の衆しか

出来上がらない。これがギャンブル的な心理から生まれた

勝ち金が「あぶく銭」になってしまう理由だ。そのお金は

一切頭を使わないから事業主側であっても次のアクション

にいちいちお金が要る。集客には成功するかもしれないが

お金を失い続けるのはその為だ。

 

・価値が創造でき得るか

ではナゼ資本主義というのはこんなにも借金が有利になる

ような仕組みになっているのに、世の中は貯金がセオリー

になっているのか。その理由は言うまでもなくお金という

加速装置を使わなければならない所までビジネスを持って

これる人が圧倒的に少ないからだ。何も考えずに行動だけ

を起こすのがナゼ危険なのかはこれで何となく察しがつく

だろう。目的のない借金は只の負債であり、何も考えずに

勝手にお金も人も増えていくワケがない。それほどまでに

お金を使うのは簡単で頭を使わない。それが例え借金でも

だ。必要なのは「そのお金をどう使うのか」という目的と

それに見合う価値を創造する事。これが自分至上主義から

資本主義へ乗り換える合図になる。

百回叩けば壊れる壁

・障壁の厚さ

人生の障壁として例えられる壁は、ナゼか飛び越える事を

前提としていてその高さだけに注目されがちだが、その壁

が飛び越えられるのは若い人だけだ。更に、飛び越えた先

から壁の反対側にいる人に声は届かなくなるし、ならば壁

ごと壊す事を目標にした方が後々楽に移動と伝達が可能に

ならないだろうか。ただ、この壁を壊すに当たり、目の前

しか見えていない人はその壁を何度叩けば壊れるかの想像

がつかない。だからこそ意識だけでも先に壁向こうに飛ば

す必要があって、その為に沢山の知識が必要になるんだ。

意識を飛行機で向こう側へ飛ばせるようになったのならば

今度はそれを壊す為に厚みを測ろう。

 

・あと1回叩けば壊れる

この壁を壊すに当たり、目の前しか見えてなければ「厚み

がどれぐらいあるか」はいつまででも不明なままに、叩き

続けるしか方法がない。人は基本的に終わりのない作業に

耐えられないのだから、闇雲に動く事でゴールを設定でき

ない作業はいとも簡単に諦めてしまう。それが例え「あと

1回叩けば壊れる壁」であってもだ。眼前に立ちはだかる

壁を壊そうと思うのであれば、先にその壁の厚みを知って

おく必要はあるし、そこに「高さ」は関係ない。あくまで

その壁を壊すのに必要な叩く回数(労力)を知る事が成功

に向けて人生を進めるモチベーションとして扱う事ができ

るはずだ。

 

・人生を賭ける意味

資産としてのオリジナルコンテンツの創成は人生を賭ける

べきだという話は既にどこかの記事でも既に出ているが、

その最たる理由はこの壁を壊しておかなければ老後に自分

が往来できなくなるからだ。この「往来できる事」の利点

を知らなければ、もしこの壁が100回は叩かないと壊れ

ない事を知った時点で「自分だけ飛び越える」事を選んで

しまうだろう。だから飛び越えた先でマイノリティになる

事に耐え切れずアイデンティティごと諦める事になり兼ね

ない。だからすぐ稼げる薄い壁しか狙わないのも勿体ない

話だし、怒られるかもしれないといった理由で1度も叩か

ないようではそもそも人生に意味が見出せない。成功者は

この壁をどうにかして壊したはずで、そのカラクリを見抜

く為に「成功者の似をしなさい」という教えになるんだ。

ボクらが働く理由

・将来やりたい事

ずっと昔から産業は進んできていて、今は第5次産業まで

きている。なのに社会は未だに1次産業までが仕事の視野

に入っている。物々交換はお金との交換に変わり、お金が

お金を呼ぶ時代を経て現代の子供達に残せる仕事は何なの

かを考えた時、その仕事は自身で経験してないと教える事

はおろか、提案も不安で怖くてできなくなる。その理由は

「その先でどうなるのかを知らないから」だ。だから若い

内に買ってでも苦労はしておくべきだし、その苦労は資本

主義が全て兼ね備えている。

 

・仕事の種類を選ぶ

会社に入って仕事をする場合であっても「やっている仕事

の内容」というのは人によって捉え方が変わる。ボタンを

押すだけの作業を仕事だと思っている作業者は、機械本体

が扱えるようになれば簡単に「自己超越」に陥ってしまう

し、会社そのものを抱えようとする人にとっては部署ごと

任されたとしても「まだまだ下っ端」だと感じる。アナタ

の目線は仕事をする上で一体どこにあるか。これが将来の

自分の仕事の可能性を広げる為の視点切り替えでありその

上で自身が運営する仕事を選ぶと良い。

 

・お金の知識を得る

子供が将来なりたい仕事ランキングには何とサラリーマン

が入ってきている。これには諸説あるだろうが、大きくは

「安定した稼ぎ」という考え方があまりにも普及しすぎた

為か、あるいは「サラリーマンになろうぜ」という政府の

圧力にようモノかもしれない。どちらにせよ会社員という

のは「拘束時間を対価に給料を貰う」仕事なので、お金は

増える一方に映るのかもしれない。ただ、本当に微々たる

増え方しかしないから突発的にお金を増やしたい人は株で

あれパチンコであれギャンブルに走る傾向が強い。ちなみ

にギャンブルは「勝てるかどうかが不明」な賭け事の事で

あり、絶対に勝てる戦で使うお金は「加速装置」になる。

物事には順序がある

・お金持ちの心理

富裕層の心理を紐解きたければ自分が富裕層になってみる

しか方法はない。今は部屋の壁があって見えていないだけ

で「ガレージには高級車」が何台もあり、現在は「閑静な

高級住宅街」に住む自分が、今欲しいモノって一体何なの

だろうか?っと考えれば、高級品が欲しいだの海外旅行が

したいだのという欲望は「貧乏な人」にだけ訪れる欲求で

ある事が分かる。更に「お金」なんて自身の資産ビジネス

で毎月バンバン増えていくのに、これ以上増やしてどうす

る?高級な家も車も時計もバッグも全てそのドアの向こう

にあるのにそんな満たされたアナタが「次に欲しいモノ」

は何だ?

 

・大きなお金を動かす

富裕層の心理は「今この瞬間」だけを切り抜けば富裕層も

自分もほとんど変わりない存在だという事が体感できるの

ではないだろうか。例えそれが世界を牛耳る超大物人物で

あっても、今イスに座ってパソコンを目の前にしているの

は同じだ。であれば、そのパソコンを使って「何をしてい

るのか」が大物と自分との違い。ビジネスで自身を大きく

成長させるのであれば、自分の決断(判断)でレバレッジ

(解放させる為の圧縮)を掛けられるモノに投資していく

のが大きなお金が動く理由。自身が掛けた労力と同じ価値

だけ返ってくるお金を追いかけていては、いつまでも今の

暮らしからは抜けられないと知る事。

 

・自信が要る

「持ってるからどうした?」の代名詞である高級ブランド

は既に全て持っているアナタと、今の現状のアナタの決定

的な違いは一体何なのかを紐解けば「絶大なる自信」以外

にはあり得ないだろう。ならばアナタは、何にならそんな

自信が持てるだろうか?また「自分の話を聞け!」「何で

誰も解らないんだ!」っと言えるまで今までに何かを突き

詰めただろうか?自分で調べ、自分で理解し、自分で納得

する以外に「自身を成長させる術」は存在しない。これが

「年齢を重ねたって勝手にスキルや知識が増えるワケじゃ

ない」という話の真相だ。そしてこれが出来た人から自信

に溢れ出す。

 

・気付きの順序

何事も学習には順序が重要になってくる。掛け算の九九を

知らない人に一次方程式を教えても掛け算が出来ない時点

で理解に及ばない。このサロンがいくら飛行機の速度で進

むからといって、これを習うアナタがエンジンを搭載しな

ければそれは「只の展示品」でしかない。同時に、物事を

習得するには順序があって小学生の算数を習っていない人

に数学は解けないし、微分積分などもっと理解しがたい。

だから本来は順序良く学ぶべきではあるが、もし微分積分

が先に理解できれば、自動的に数学も算数も比較的簡単に

理解できる事は確かだ。アナタはどちらを選択する?





 
 
 

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