時間を価値とする思想
- とらよし
- 2025年2月15日
- 読了時間: 9分
ペルソナを追う理由
・ペルソナにつまづかない
中身のない「看板売り」は中身なんて不要なのだからいき
なり販売・広告の為のマーケティング理論から入る。ただ
「売るモノ」がない内から販促活動に時間を割くのは順序
があべこべだし、整合性が取れるはずもない。これは照準
だけをキレイに絞って「撃つ弾がない」状態と同じ。看板
売りはその名の通りセールスマンなのだからコンサルタン
トでもプロデューサーでもない。偽りの名刺なんかに目も
くれず、まずは弾を創ろう。ものづくりの世界に求められ
るのは有形商品であれ無形サービスであれ品質と信頼だ。
一旦ペルソナは忘れて良い。
・心が動くかどうか
お金の有無は人の心理を「不安」の方向へ動かしてしまう
効果を持っている。「やらきゃ」なんて時間やお金に心を
動かされてしまうのではなく、アナタの意思でやりたいか
やりたくないかを選択する為に「自分軸」が要る。中には
「自分軸が要る」という看板だけを売っているセールスも
存在するが、自分軸が無い人が販売するその虚構は、服を
着ていないブティックの店員と同じで説得力がない。自身
の心を動かすのは、あくまで自身のアイデンティティだ。
・方法をチョイスする心得
ならばペルソナは「無用か」と問われればそうでもない。
アナタがアイデンティティを基に「売る何か(中身)」を
創れた時には、ペルソナ設定はSTP戦略の一環として活か
す事が出来る。信頼できる品質で良いモノが出来た時には
是非活用してみよう。ペルソナも含めてマーケティングの
フレームワークはどこまでいっても方法(手法)であって
ツールなのだから海へ出るのに杖は不要だし、山を制する
のにオールは邪魔なだけ。全ての始まりは「アナタが何で
どこへ行きたいのか」が握っている。
ポジショニングを捉える
・現在地を知る
STP戦略の一環であるポジショニング分析も当然ツールの
中の1つであり、言うなれば「地図」のような役割を果た
す事で有名だが、個人で新たな冒険を始めたい起業家さん
が持つ真っ白な地図には「目的地」が載っていない。そこ
に「新たな点」を先に打ってそちらへ向かって進む既存の
方法も悪くはないが、ある程度の方向性を持って出発して
しまってから「現在地を知る」為に使う事も出来る。自身
を指す時のカテゴリ(地図)は無数にある。例えばニーズ
や難易度といった地図でアナタの現在地を視た時、アナタ
は一体どんな場所にいるだろうか。
・移動させる
自分軸(アイデンティティ)に関わる部分は移動させよう
が無いが、先ほどのニーズや難易度といった抽象的な地図
で自身の現在地を視た場合、その位置が例えば競合も顧客
もひしめくレッドオーシャンのど真ん中なのであれば少し
どちらかのパラメータを移動させてやればポジションごと
移動させられるし、これは深海のようなブルーオーシャン
にいる人でもパラメータの調整によってニーズを増やした
り難易度を下げたりする事でポジション変更が可能になる
ポジショニングの新しい使い方だ。
・機能から意味へ
世の中のビジネスは機能に満ち溢れている。様々なモノを
システム化して機能性を重視させる事で、物事をより簡潔
にしてきた背景があるからだ。そしてその最たる存在こそ
「看板売り」そのものだ。人から人へ「夢」という抽象的
なイメージだけを期待値に変えて販売するセールスビジネ
スは、今や既に飽和状態であり社会的にも「詐欺」として
のポジションを確立しつつある。真のオリジナルビジネス
は「アナタでなければ成し得ない理由」を意味として憑依
させる事で成り立つ。
時間泥棒のお話
・無理なモノは無理
お金は稼ぐ額に上限は無いけども、時間は全人類に平等で
1日は24時間しかない。これは「言うは易し」の典型例
であり、事実は確かに言葉通りなのかもしれないが実際に
稼ぐ上限額を引き上げるのには実に様々な条件をクリアし
なければ成立しない。だからと言って給料を貰う為に働く
時間に12時間使い、残りの12時間で睡眠と家族と過ご
す時間の他に副業に充てる生活の方が成り立たない。植物
を育てる事は、このジレンマを顕著に見え隠れさせるのに
丁度いい。手を掛けない植物は枯れていくし、手を掛けて
も植物は「今すぐ」収益を出す事はない。問題なのは何に
時間をかけるべきかの一言に尽きる。
・何を奪われているのか
ビジネスにおいて最も困難な思想は「時間の概念」になる
だろう。すぐに収益化できるモノは社会が既にそのものの
価値を知っている状態でなければならないし、これが加速
する事で「金を手に入れなければ不安」に駆られる社会に
ボクらは生きている。そしてそれは「贅沢が出来なければ
不安」に変わるし、安定を求める為に「給料仕事」に時間
を使い始める。これが「時間の使い道を間違えている」と
警鐘を鳴らす起業家の本質だ。そしてこの概念は「何を始
めるべきか」ではなく「何を辞めるべきか」に繋がるし、
それは毎日のルーティンワークの組み換えになる。
・変動の違いについて
時間とお金には相関性がある。ではこれをマトリクス図に
置き換えると「時間は伸縮する」し「お金は上下する」事
が見えてくる。タイムイズマネーは正に時間を短縮させる
事でお金の価値を上下させる動きそのものであり、時間が
短かければ高単価になる事は分かる。しかし、ならば高価
なモノは全て「時短」かと問われればそうでもない。ここ
にはう少し別のパラメータがあり、アナタが時間をかける
理由がそこに眠っている可能性を示唆していると言える。
時間とお金の相関図
・かけるリソースの違い
個人起業家が立ち上げから継続運行するまでにかけるモノ
は色々ある。これらはリソースと呼ばれていて、一般的に
は「お金をかける」事が条件であるとされる。だからこそ
お金持ちでなければ自身の夢を叶える為のオリジナルビジ
ネスなんて不可能だと考えられてきたし、一般論を重視す
れば融資や募金は募りやすくなる代わりに誰でも知ってい
るモノである事が条件になってしまい、結果的には社会の
ニーズを追いかける必要に迫られる事になる。ならばココ
に「時間」という新たなリソースをかけたらどうだろうか
というのがとらよしが考える新たな提案だ。
・個人事業用として創ってみた
お金と時間の相関図を事業者サイド(事業主視点)で解説
を試みたが、こちらは違和感だけが残った。この相関図は
ユーザー視点から見れば至極当たり前に見えるが仕掛け側
から見る事が難しい。ならばやはり「かけた時間をお金と
交換する」というのはユーザーメリットであり、ただ単純
に提供側は「時間をかければ成立する」というだけの答え
なのかもしれない。
・どこに時間をかけるべきか
逆算戦略アカデミーでは圧倒的なコンテンツにこそ時間を
かけた方が絶対的有利を取れると確信しており、自らの手
に「それ」があれば人脈を増やすのは後でいくらでも可能
だと考えている。圧倒的な価値さえ出来上がってしまえば
乗らない方が損をする事は誰にでも理解ができる。そんな
状況を目指す為にこのサロンではクオリティファーストで
進んでいるし、人脈形成に時間を使うぐらいなら自身のコ
ンテンツクオリティを上げる事を推奨している。何度でも
言うが「人脈は後でも出来る」からだ。
名前のない敵
・仮想敵を設定する理由
プレゼンの進行スキルとして「仮想敵を設定する」という
手法が世の中には存在している。この効果は「アナタが悪
いのではなく、アナタにそうさせた○○が悪い」と原因を
遠回しにする効果と「救えなかったボクが悪い」っと自虐
的な表現を織り交ぜるのに効果的だ。ただ、本心からそう
考えてなければこの手法は一瞬で見抜かれる。こういった
手法は「小手先」で使うのではなく、マイノリティである
ボクらがマジョリティ層に向けて譲歩する時に使える裏技
のようなモノなので、乱用は控えた方が良い。
・原因の究明と対策
組織の中で動く人にとって、何か問題が起こった時に出る
反応には特徴がある。多くの人は問題の根本を叩こうとは
しない。これはつまり再発防止策を真面目に打てないワケ
だが、その理由は意外にも「自身の立場」にある。組織の
中で働く人は問題を根本から解決したとしても報酬が劇的
に上がったりはしない。つまり苦労に報酬が見合わない為
に仕事から「疎外」される。だからこそ自分以外の誰かの
せいにした方が話が速い上に楽である。問題点を長期的に
見た時、それは再発しない方が圧倒的に仕事はスムーズに
進むハズだが、それが実現しない理由はそんな所に潜んで
いるようだ。
・倒すべきは過去の自分
一般的には「倒すべきは仮想敵だ」というのがマーケティ
ング界のセオリーではあるが、自分至上主義で立ち上げる
完全オリジナルのアイデンティティに則したビジネスでは
「誰かの(何かの)せい」にしている暇などない。ここで
のペルソナは過去の自分であり、倒すべき敵も再発を抑止
する対象もすべて「過去の自分」で十分だ。その為に時間
をかけてでも、いくら面倒でも徹底的に同じ過ちを繰り返
さない事を対策とする方が後々スムーズに物事が回る。
個人の価値
・価値の変動
有形のモノの価値は時間と共に変化する。生ものは時間の
経過と共に腐るし、骨董品は時間の経過と共にその価値が
上がるモノもある。また、タイミングによって価値が大幅
に変動するモノも世の中には存在する。株やFX、レアな
カードなんかもその1つであるが、これらの価値を変動さ
せているモノは何か。それは「人の意思」だ。では価値の
変動に時間経過でなく人の意思が加わる要素さえ置ければ
アナタの価値は人の意識で変わると言える。これがニーズ
に応えない完全オリジナルコンテンツが目指す場所だ。
・人の価値はどこにあるか
企業に就職していても世の中を見渡してみても。同じ時間
だけ働いているにも関わらず貰える報酬の違いに気付く事
は難しい事ではない。ならばその差は一体どこからくるの
だろうか?たくさん仕事に時間を使ったからその人の報酬
が上がっているのではない事に気付ければ、立場による差
である事に気付くのも時間の問題だ。組織の中であれば上
にいくほど報酬は上がるが、多くの人はその組織でトップ
を獲る事を望んでいない。このジレンマを解消する為には
その組織から出なければならない事は容易に想像が付く事
だろう。
・問題解決能力の是非
人の価値が組織に属した時間に比例しないのであれば一体
何に時間を割いた人の価値が上がるのか。ここには問題を
解決できるか否かという能力が絡む。ここでの問題解決は
「人の欲求」をどこまで叶えられるかに置き換える事がで
き、期待値だけを膨らませて結果を出せなければ価値には
なり得ない。だからこそ「二枚舌」や「リップサービス」
だけでは詐欺師になる事の方が多い。あくまで有言実行を
貫く為には結果を出せる信用が必要であり、それがお金と
交換可能な人の価値そのものとなる。




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