1週間の振り返り
更新日:10月1日
今週も1週間の記事を振り返ってみましょう!
記事は全部で6つ。各タイトルの中に内容が折りたたまれてるよ。
気になった記事タイトルを開いてみよう!
仕事を創るか受けるか
・仕事の流れとは
仕事には源泉があって、それは上流から下流へ流れるモノ
である。最下流の仕事は現場仕事だし、中流には技術職が
あり上流には管理職がある。そして中流辺りから支流とし
て仕事を「中抜き」して完結させ、本流へ戻すフリーラン
スというポジションが多くの起業家達が目指している道に
なっている。そんな中で逆算戦略アカデミーが目指す人生
の最大目標は仕事の源泉であり、本流に乗るどころか自身
が「本流の源泉」になる事を目標としている。
・予算という概念
経営に必要な思考術の1つとして「予算」という考え方が
ある。ここはもう「お金の流れ」そのもので、収入にばか
り目がいってしまって支出に目をつむる経営者は少なくあ
りません。要は「予算」という基本的な概念を持ってない
と全てのお金がポケットマネーからの出入りになってしま
い「どんぶり勘定」という状態が発生します。全ての経営
は「支出はより小さく」「利益はより大きく」していくの
が基本なので、それはつまり「より小さな入力でより大き
な出力を出す」レバレッジ(てこの原理)の原点だ。
・起業家とフリーランスと販売店と
世の中の単語は境界線が曖昧でフワッとしている事が多い
が、その最たるものが「起業家」だろう。明確な線引きは
出来ないかもしれないが、少なくとも仕事の源泉になるの
が「起業」であり、本流から仕事の「一部分」だけを完結
させるのがフリーランスであるならば両者のポジションの
違いは明確だ。それでも、販売店や代理店も含めて個人で
興す事業は全て「個人事業」である事から、これらの業種
は一緒くたに括られてしまっているのが現状だ。
年齢対象外という概念
・楽しい事がしたい
人は誰でも幼い頃に「誰かが創った遊び」で一緒に遊んだ
経験があるのではないだろうか。これは現代のビデオゲー
ムでも同じで「クリエイティブ・モード」なんてのは誰か
が決めるルールに則って遊ぶシステムそのもの。そこでは
主が決めるルールが理解できる人が参加権利の対象になり
「誰でも参加OK」とはなりにくい。これがルサンチマン
の原型になっているんじゃないかという仮説の基、最初に
参加条件としてのレギュレーション(条件)を設けるのが
コミュニティオーナーの仕事であり、大人の世界ではホワ
イトペーパーと呼ばれる企画書の原点だ。
・年上の遊び相手
このレギュレーションに達していない人は基本的にはその
コミュニティには入れないが、ごく稀に参加条件を満たし
てないにも関わらず「入りたい」という申し出がある。
これは非常にデリケートなトレードオフがコミュニティに
働く事になる。明らかに内容についてこれない年下の子を
そのコミュニティに入れてしまえば、その子は内部で孤立
する事になるし、かと言ってルール(制限)を緩めてしま
えばコミュニティの質が落ちる事になるからだ。入れるも
優しさなら入れぬも優しさ。ここが品質の境界線になる。
・鬼ごっこコミュニティ
ルールが分かっている者同士はそのうち「阿吽の呼吸」が
生まれ、号令1つで自動的にシステムが回り出す。それは
「鬼ごっこ」であれ「かくれんぼ」であれ同じで、微細な
確認事項だけ合意が取れれば基本的にやる事は決まってい
るからだ。そして、それを仕事に適用したのが「朝礼」で
あり、ここで行われるのは「確認」のみだ。新たな問題点
は起こった時に、都度ミーティングを開催する。○○君が
「ズルをしたのかしてないか」の審議は、大人になった今
こんな場面で役に立つ。
PDCAはドコへ?
・流行りモノじゃないよ
大手企業では新入社員向けフレームワークとして活用され
る事の多い「PDCA」だが、最近あまりその名を聞かなく
なったのは気のせいだろうか。このフレームワーク自体は
とても秀逸で、アナタの仕事を加速させるのに最適ツール
である事は間違いない。ただ、その中には捉え方が難しい
部分が含まれている事も確かだ。「C」のCheckではまず
自分の”失敗を認める”事が求められるし、次のActionでは
”次の打ち手”を求められる。これが難しい為に止まってし
まうユーザーが多く「時代に則してない」とか「古い」と
いった流行りモノのイメージを加速させているのだろう。
・本来どういった効果なのか
このフレームワークが伝えたい事は「1度失敗したからと
いって2度と成功できないワケじゃない」という事に尽き
る。プランもチェックもなしに「行動ありき」で前進する
為には、PDCAよりももっと難しい「強行突破できる強さ
が必要」になる。そちらの方が簡単だと思われる方は是非
このフレームワークを忘れて強行突破すると良い。だが、
「契約」や「サービス」といったビジネスを目指すので
あれば、最初はどうしても後手後手に回る事が多く、止ま
ってしまう事が多いとしても一度回り出せば「C」は予測
として機能し「A」は保険としての機能を持って動き出す
事から今でも有効なフレームワークとして扱える。
・独りPDCA
このフレームワークは「習いたて」の頃は後手後手に回っ
てしまって急ブレーキのようなイメージがあれども、慣れ
てくれば複数のPDCAパターンを同時に管理する事が可能
になる。いくつかの予測を見越しておいて、それに見合う
保険としてのActionを持っておく事は可能だ。
このフレームワークがもたらす「自信」の根拠になるのは
「これなら成功できる」ではなく「これは絶対に失敗する
からやめとこう」だ。人を騙す手口は確かに「現金収入が
簡単に手に入る」かもしれないが、その先で失う信用を見
越せば絶対に手を出すモノでない事は分かるハズだ。
無駄で高価なモノ
・働くという事
働く事、つまり「労働」がどこかしらの企業へ勤めに出る
事だという認識は決して間違いではない。経営思想が分か
らないまま全員が経営者になる事なんて不可能で、経営の
流れの中に身を置く事は「仕事の流れ」をイメージするの
に最適な場所だ。だからと言って人生の最後まで勤めてい
ては最後に「貯金で暮らす」しか選択肢が残らないのが今
の社会の在り方だし、1千万円程度の少額を投機に充てて
もギャンブルとなって消えていくか詐欺師に持っていかれ
るのが関の山だ。ならばここをどう改善してくか。
・時代が変わった事にいつ気付くか
時代の流れは「ある日突然」変化するワケじゃない。長い
年月をかけて、じっくりジワジワと変化を進めていくのが
「流れ」の変化の仕方で、これは時代であれ地形(川)で
あれ同じ事だ。だから変化は突然起こったりしないが人間
がそれに「気付く」のは一瞬の出来事だ。それに気付く為
には「現在地」という指標がある事を知らなければならな
いし、自分は時代の前(未来)にいるのか後ろ(過去)に
いるのかを知る事が出来れば、無駄に幻想を追いかける事
もなく過去にしがみつく必要もない事が見えてくる。
・ハイクオリティで無駄なモノ
では現代社会の主流を見てみると、やはりまだ「働く」と
いう行動の在り方は以前からの主流の「企業への就職」が
セオリーだ。つまり労働が基本であり、これは年齢に関係
なく「一番手軽な収益方法」として社会に浸透している。
であれば、労働に付き物である「ストレス発散」ビジネス
が現代のメインサービスになるだろう。そこにはカワイイ
もセクシーもダンディーもオモシロイも全部含まれるが、
ではこの先もそれで安定するかと問われればその限りでは
ないだろう。もし、社会からほんのわずかに労働に対する
ストレスが軽減された時、これらのニーズは一気に他の何
かに変わってしまうだろう。
何を設けるか
・第2領域の時間特性
時間管理マトリクスの第2領域にある世界は決して「ここ
に時間が取れたらなー」という願望の為に存在するワケで
はない。ここに時間を割く本当の理由は、自分本来のアイ
デンティティが見えてこなければいつまで経っても「世間
はこんなの欲しいんだろ?」っという自分が売りたいモノ
にしか興味が見えない所にある。ならそれは「アナタなら
買いますか?」っと問えば「いらない」になるハズだ。
だから口八丁なんて言葉が生まれるように「要らないモノ
でも売ってしまえ」なんて害虫のような業者が生まれる事
に繋がりかねない。
・押さえるべき時間特性
この「第2領域」というのは、誰にも何も影響を与えない
言わば自分だけの時間の事だ。それは同時に「収益のない
期間」を過ごす事と同義だ。だから日々お金を追いかける
ビジネスマンが第2領域に時間を割けない理由が正にココ
にあって、多くの人が成功者の言う事を実践できない理由
もココにある。第1領域で1日の時間のほとんどを使って
しまう人々は対極にある「第4領域」に充たるヒマな時間
が絶対に必要で、これがなければ精神が持たずに死に至る
場合もある。
・無駄なモノ需要の正体
少し前に流行った(今でもあるのか)RMTというゲーム
内アイテムを他者に売る事ができる文化がある。現在では
ソーシャルゲームに課金する方が主流だが、では実際お金
を出してまで欲しいゲームアイテムとは一体何なのか。
社会のニーズはゲームアイテムに一体どんな期待を乗せて
いるのか。これを紐解いていけば高価で無駄なモノの需要
は見えてくるが、その一方で「本当はそのゲームルールか
ら脱したい」という需要があるのであればそちらもニーズ
として成り立つモノになるだろう。
行動に移す時
・第1領域の役割
仕事であれ何であれ、その先でやる事が決まっている時と
いうのは次から次へと「すべき事」が舞い込んでくる為に
思考がほとんど不要になる。労働者が安い月給で働き続け
られる理由もそこにあって、思考が働かなければ疑問が生
まれる事もない。だから詐欺を疑う術もなければ、失敗も
誰かのせいで済ませてしまう事が多い。ただこの第1領域
の時間に没頭する事は「労働者」にしてみれば非常に効率
が良く「迷う」というストレスがなくなる諸刃の剣だ。
・第2領域を増やす起業家
この労働者がメインにしているこの第1領域から抜け出し
第2領域に時間が使い出せるようになれば、第1領域時間
と第4領域時間がお互いに惹かれ合っている事が見えてく
るだろう。そのまま第4領域のサービスを展開しても良い
し、第1領域のお助けサービスでも良いが社会が本当に欲
しがるウォンツに注目した時に見えてくるのは「そのサイ
クルから抜け出す事」ではないだろうか。ここが第2領域
が活きる道として見えてくるだろう。
・PDCAの領域転換
では第1領域が「行動」に充てる時間になり、第2領域が
「知識」を司る時間なのであれば、止まってしまいがちで
あったPDCAにも兆しが見え始める。最初の「P」プラン
を、そもそも第2領域で構築し「D」ドゥで第1領域とし
て行動する。この「仮説による根拠から行動」した結果は
例え失敗であったとしても、すぐに「C」チェックで失敗
判定を認める事ができるし最後の「A」アクション段階で
は、また第2領域に戻って新たな「P」プランを生み出す
サイクルが出来上がる。これが回り出せば「成功するまで
失敗する」という意味不明な行動も理解に及ぶのではない
だろうか。
