1週間の振り返り
- とらよし
- 2024年3月2日
- 読了時間: 0分
高効率なシステム化
・自動提供を目指す
今でも起業塾の主流は1対1である事が多い。基本は学習
塾のようなスタイルで、全体的な講義があって個別に質問
に応えるシステムになるだろう。ただ時代が変化に富んだ
事で、通信教育のように「一方的に与える」「受け取るか
どうかは本人次第」といった既存の教育スタイルではない
システムも多く出てきた。これをネットビジネスに引用し
たのがオンラインサロンという方式になるとボクは考えて
いて、ここでは常に「行動」ではなく「是非の理論」にて
物事が進む。日々流れる情報の中で、ユーザーは質問力を
鍛える事になるだろうし、その中枢には「何を言っている
のか」という事の本質を見抜く力を身に付ける事を目的と
している。
・自動消費を目指す
この力を身に付けなくとも消費できるのが「楽しい」感覚
になる。動画を観ても何の勉強にもならないのは、楽しい
(何も考える必要がない)環境を提供されるからであって
これを消費していれば悦にはなれるが物事は何も進んだり
しない。だからこそ「無料提供」が基本であり、人を集め
る事で企業広告の役割を果たす事が目的になってしまう。
これも1つのビジネススタイルではあるが、このスタイル
は「自分には何も残らない」事が多いので有名になった先
で露出を失くすと無名に戻る。そんな芸能人を今まで何人
見て来た?自動消費の目的はあくまで「自分の城」に人を
呼び込む事が目的であり、この城をどう建てれば良いのか
を「設計」しなければならない。
・備忘録を商材にする
楽しいだけの商材が「有料にするのが難しい」のは上記が
理由になるが、反面「面白い」は様々なシチュエーション
での展開が可能だ。本来、面白いは「可笑しい」事なので
おかしな事をやればやるほど面白いは加速する。ところが
最近のメディアは「笑いどころ」を強制的に社会に植え付
ける方向に走り出した。その影響をモロに受けて創り出さ
れる動画があまりパッとしないのは、本当にオカシイ事を
世の中から排除していった結果そのもの。であればエロで
あれ、お笑いであれ「規制のかからない領域」に手を出す
のはエンタメ方法の1つとして考えられる。その為に自分
だけの超個人的な思想を基にして付ける備忘録は、アナタ
の今後の人生を更に豊かにしてくれるエッセンスになる。
世の中は知らない事だらけ
・口頭で伝える
ほんの半世紀前まで、ほとんどの仕事は口頭で伝えるのが
主流だった。今でも職人さん仕事は「師匠の真似事」から
始まり、細かい部分は口頭で伝えるスタイルの職場は少な
からず存在している。例えば1次産業や2次産業ぐらいま
でならそのやり方でも問題ないかもしれないが大量の情報
を扱う3次産業より高次の産業では、伝える事が多すぎて
伝える側は一方的にしゃべるワケにもいかず、中抜け情報
になってしまったり中途半端に伝わったりと事故が絶えな
い状況が生まれた。これはヒューマンエラーではなく正に
システムエラーの典型例だと言える。
・マニュアル化する
その後は「話すと情報が中抜けする」「話せば長くなる」
という事態を鑑みて『読めば解る』事を目的にしたマニュ
アルが登場する事になる。これならば全員が同じ情報共有
が可能になり、後は「早い」か「遅い」かだけの問題だ。
ただ、近年ではビジネスの多様化が劇的に進んだ事もあり
そのマニュアルが大量発生している事業も珍しくない。
すると今度は「マニュアルを探す時間」が追加され記憶も
曖昧になるので「読み直す時間」も追加される事になる。
ミスや間違いは減っても、大幅な時間のロスは今後も更に
加速していくと予想されるが、これもヒューマンエラーで
はない事を知っておこう。
・システム化する
次に現れたのがシステム化になるが、これは何も情報全て
を自動化させれば良いという概念ではない。確かに自動化
する事はマストになるが、問題は「得たいであろう情報を
リアルタイムに流せる事」に尽きる。こう書くと出来っこ
ないように感じるかもしれないが、代表的なのは為替情報
を例に取るとイメージが湧きやすい。リアルタイムで取引
が行われる為替市場では常に電光掲示板に「現在の価格」
が流れている。あれをイチイチ局員が調べてから反映させ
ていたら、あの市場が成り立たない事は理解に容易い。
だからこそ「システム化」は時間の加速を生み出す。
今を買う者、未来を売る者
・コロコロと変動する価値
為替相場も同じだが、世の中には一瞬にして価値が変動す
る事象が度々起こる。しかし近所のスーパーではそこまで
大幅な価格変動はない。この差はどこにあるのかを紐解け
ば「ニーズに応えたモノ」には適正価格というモノが存在
していて、ある程度の範囲内でしか価格(価値)は変動し
ないのに対し、例えば個人的に好きなブランドやアーティ
ストなどのグッズはその限りではない。熱狂的なファンが
増えればニーズがウォンツに変わる事が理由であるが身近
な例で言えば「ポケモンカードが数万円もする理由」その
ものだろう。
・情報には2種類の選択肢がある
ビジネスの世界観で考えれば世の中の情報は「プレイヤー
向け」の情報と「マネージャー向け」の2種類に大別する
事が出来る。プレイヤー抜けの情報は得てして「売れる為
の情報」であり、ここには当然「売るモノ」が必要になる
が自分自身を売り物にするタレント業は結局どこかの企業
を宣伝するプレイヤーだし、それ以外のモノを売りたけれ
ば商品・サービスをどこかで入手するしかない。その形態
は「販売業」「サービス業」になる事を踏まえれば、起業
ではなくどこかの企業へ所属(雇用)して給料を貰いなが
ら経験を積んだ方が人生は楽に進む。その間にマネージメ
ントを学ぼう。
・「人間力」と「強さ」の関係
一般的に「強さ」というのは暴力的・武力的なイメージが
先行しがち。それは原始思想にまで遡れば間違ってないが
ここまで情報が進んだ先進国では「情報の選択力」こそが
強さの象徴だとこのサロンでは考えている。だから頭を使
う人と身体を使う人は極端に2分化される風潮にある。
「頭を使いたい」「身体を使いたい」この2つはおおよそ
対極に位置するが、最終的に老後の仕事として継続できる
のは「情報力」を持った人間力の強さである前者ではない
かとこのサロンでは定義している。
決済と承認と情報と
・仕事の時間配分
ROI(Return On Investment)の概念に則れば誰かの何か
のルールに則って行う賞レースは「今を勝つ」には有効で
あるが、その為に未来を縮めていては本末転倒だ。今やる
作業は未来でも有効打にならなければ、定期的に根底から
仕事を変更する必要性に迫られるから。ビジネスの継続に
必要なのは「稼ぎ」でも「儲け」でもなく「継続ができる
自分」である事に尽きる。だからこそこのサロンはお金よ
りも時間配分に重きを置くし、全ての時間を使ってアナタ
のアイデンティティを掘り起こす事が遠回りに見えて最短
ルートだと確信している。何かを売ってお金に換える時間
よりも、後世に伝えるべき「何か」を自身の中から発掘し
よう。それが本当の仕事時間になる。
・圧倒的な情報量
とは言え自身のアイデンティティはそう簡単には見つから
ない事の方が多い。情報に縛られた現代社会では思い込み
による情報遮断が非常に多く、自分が考えたアイデアなど
の個性は「労働者の世界」では何の役にも立たないから。
学校教育のほとんどが労働者育成の為のプログラムなので
あれば、ほとんどの人は幼少期の頃から自分というモノを
心の奥底に封じ込めながら成長する。これらを表層を覆う
思い込みを剥がしていく唯一の方法は「知らない事をなく
していく」に尽きる。その最も手軽で有効な手法が読書で
ある事は言わずもがなだ。
・難関の再来
書籍は往々にして「正解」が書かれている事が多い。こう
した多くの文字に触れる事で、日々アイデンティティに近
づく事は可能だが、今まで散々心の奥底に溜め込んでいた
表層を剥がす為に触れる情報量は一般社会に暮らす人々の
数十倍に及ぶ。つまりアナタが自身のアイデンティティに
触れる時は、物凄い量の情報と向き合う事に等しいという
事になる。ならばこれを「情報の発信源」にしてしまう方
がインターネットビジネスでは有効にならないだろうか。
誰かが止める?関係ない。周りから浮く?関係ない。これ
が「自分軸を持つ」という事だ。
消化を早める咀嚼活動
・丸暗記の弱点
学校授業でも習う通り、丸暗記は「既に世にあるモノ」を
間違いなく伝えるには最適だ。だから学校の授業で習った
事は「学校でしか通用しない」事を前提にしよう。だから
こそ大学より上に上がれば研究室のような場所にステージ
を移す事になるし、その為の基礎分野として学校教育はあ
る。これを踏まえれば、言われた事や書かれていた事だけ
を丸暗記していたってビジネスは育たない事は明白で自ら
様々な事にチャレンジできる環境こそがビジネスを育てる
場として重宝される事も理解に容易い。
・消化しなきゃ活用できない
ではそんな環境を創る前に、まずは自分がチャレンジャー
になる必要がある。自身のアイデンティティをお披露目す
る場はどこでも結構だが、それは労働者の条件下でも十分
に機能する。であれば働きながら書籍で勉強する事は可能
で、消化する為に「自分研究所」として学んだ事を備忘録
にのこしていこう。一番理解の進む方法は、学んだ事を誰
かに「伝える」事。これがアナタの質問力を上げる効果的
な消化吸収になる。
・解ったー!は大体つもり
丸暗記は既に「答え」のあるモノしか取り扱わない事から
新たなチャレンジが生まれにくいが、新たなチャレンジを
始めてみると、分からなかった事が分かるようになる瞬間
というのは何度でも訪れる。ただ、世の中には「理解はで
きるが実行できない」事が往々にして存在してる為、人は
どこかで止まってしまう事が多い。これでは本当に解った
事にはならず、今度はそれを実行に移す為の課題へと挑戦
する事になる。そして人はそれを「研究」と呼ぶ。
マインドと時間とお金と
・それぞれのムーン
起業人生を謳歌するには「目的」が要る。しかも起業する
となれば事業看板を自身で背負うという事になるので一生
続けられる事がメリットになる。となればその内容は今に
フォーカスしていては続かないだろうし、この先100年
続く為には「物事の本質」に切り込む必要がどうしても出
てくる。では自分の「親の時代」から何が変わったのか。
子供達の時代はこの先どうなっていくのか。過去から学び
未来へ吐出する為にアナタが掲げるムーンショットは一体
どんなモノになるのか。それ、アイデンティティに聞いて
みよう。
・安定した生活に不必要なモノ
仕事の本質を紐解けば、そこには「効率」の概念がどうし
ても入ってくる。ある程度の仕事と、ある程度の休日を織
り交ぜれば「安定した暮らし」は入手可能であるが、そこ
には当然アイデンティティ(個性)など不要な企業理念に
沿った世界。であれば完全に事業理念に依存する事が出来
れば晴れて安定した生活は手に入るが、アナタ自身の個性
をないがしろにするその働き方は果たして本望だろうか。
老後に企業組織の看板を失った時、お金だけを持った只の
老人が社会でできる事は「散財」しか選択肢がなくなった
りしないだろうか。
・マネーとマインドの優先順位
誰かの創った仕事に依存していると、老後も誰かの仕事に
依存せずには仕事ができなくなる。老後に一定数のお金を
「我慢の苦労料」として貯めておく貯金生活は、今は仕事
のストレスとしてを溜め込み老後にストレスと共に散財す
ればハッピーになるだろうか。そこにはもう既に答えは出
ていて、どこまでいってもスッパリキレイに世の中は動か
ない事を考慮した上で「生きている内に溜め込んだ貯金が
底をつきました」とならない為の施策が必要になる。

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