インプットリソースを考える
・バーニーの理論
レッドオーシャンを避ける為の「寡占状態」を狙う事が成
功への必要条件であるならば、ポーターの提唱する完全競
争理論こそ真っ先に避けるべき道だ。ここに停滞していて
はいつまでも「抜きんでる」事は叶わない。とは言え例え
ば同じモノを扱っていたとしても、仕入れるインプットの
リソースが全く違えばそれは差別化できるんじゃないかと
提唱したのがバーニーの理論。つまりそれは「便利商品」
を売っているのか「ストーリー」を売っているのかの違い
であり、例え同じ商品が顧客の手に届いたとしても顧客が
「買ったモノ」は意味が全く違うという事。
・リソース差別化戦略
では逆に同じインプットリソースを得ながらも「別商品」
を売ってみた場合はどうだろうか。例えば片方が生鮮食品
で片方がゴールドだった場合を考えれば、価格は一様には
ならずに完全に差別化が図れる。これがポーターの提唱す
る完全競争理論だが、現代社会では「レア商品」を見つけ
出す事すら困難を極める。であれば、バーニーの提唱する
通り「同じ商品」を扱いながらも「何を売っているか」の
意味を変えてしまった方がビジネスとして参入しやすい。
両者の違いは「どこから情報をインプットしているか」に
よる差だけだ。
・起業保険ってどうだろう
資本主義原理に基づいてお金の流れを考えた時、多くの人
からお金を集めて「公平な審査」を経てトップにだけその
賞金を渡す賞レースが基本になるのなら、不正利得を弾き
公平な資本金を用意するのが一番スタンダードな回収方法
だろう。中身のない「キラキラ」した化粧箱だけを売りに
する黒塗りガチャガチャ詐欺を失くし、正当なビジネスに
資本をあてがう為の審査システムとして「保険」という姿
はその真価を発揮するのにうってつけのシステムだ。
起業家という思想
組織体系から考え直す
行動選択肢を増やした後で
話を聞く気にさせる影響力
MBAは必要か
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