これからの起業時代に向けて
・お金リソースが使えない
少し前まではショップ経営をしたければ、まずショップを
開いてみて色んな問題点を洗い出すという方式が個人経営
の基本だったように思うが、今はノープランで「まず店を
開く」という思想がいかにリスキーなのかを情報社会から
学べるようになり「勝てる経営プラン」ありきで立ち上げ
る事が主流になってきたように思う。その代表例がクラウ
ドファンディングのカジュアル化であり、そこにはファン
ビジネスのいろはが多分に詰まっているように思う。この
風潮を生んでいる理由は主に「親はお金を持っている」が
なかなか通用しにくくなってきてる事が背景にあり、老後
の資金をベットできる回数が単純に減ったからだろう。
・ダイナミックな2つの考え方
とは言え「お金を掛けてお金を得る」という投資は今でも
健在で、ちゃんとした根拠に則ってお金を投資する稼ぎ方
はなくなったりはしない。ただ「やりたいからショップを
建てる」とは全く別のお金のかけ方である事だけは知って
おこう。この投資法には2つの指標があり、1つは「何が
伸びるのか」というセンスと「いくら張るのか」といった
サイズがネックになる。これがダイナミックコントロール
できるセンシングとサイジングの中身だ。ただ、これらは
自身の動向をコントロールするだけであって決して世の中
をコントロールできるワケじゃない事をPEST分析からも
学んでおきたい所だ。
・シンプル・ルールという考え方
経営学の中には「お金を掛けてお金を得る」ダイナミック
ケイパビリティの考え方の他に「最低限どうなっていれば
Goサインなのか」というシンプル・ルールという考え方
がある。こちらは「直感」で選ぶ感覚に近いが決して適当
に選ぶワケではなく、あくまで「自分と合うかどうか」で
選ぶ基準にする考え方。それを適用する為には自身が何か
しらのルーティーンを組んでおかなければならない。毎日
を思い付くままに行動していては当然判断基準など生まれ
るワケがなく、そこで基準になってくるのが「好き嫌い」
という合理的判断とは最もかけ離れた原始的な発想でしか
判断できなくなる。その延長にいるのが依怙贔屓になる。
システムかヒューマンか
リーダー論の在り方
行動モチベーション
認知の偏りとダイバーシティ
経営学のヒューリスティック

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