1週間の振り返り
- とらよし
- 2024年6月1日
- 読了時間: 0分
2重理論
・直感と熟考の2頂対立
自身が新たな人生を構築しようとする時、今まで自分の中
にあった安心バイアスは前へ進めない足枷(あしかせ)に
なるし不確実なバライアンスばかりが目の前に並ぶと人は
方向感覚を失って迷子になる。この辺りのバランスが取れ
るのが「直接業」と「間接業」の違いになる。新しい分野
にチャレンジしても良いが、結局どこへ行っても同じよう
な人はいる。しかし「クラス(ランク)」が変われば話は
少し変わり、話の核心が掴めない人は理解が追い付かない
為にそこにいられなくなるからだ。だから新たな知の探索
が必要になるし、慣れてくれば知の深化へ移行する。これ
らの思考は「どちらか一方」ではなく「常にグルグル入れ
替わっている」と考えて良い。
・影響力に飲まれる瞬間
新たな挑戦を目の前にした時、人はそれが遊戯であれ仕事
であれルールに慣れるのに必死にバイアスを固める作業に
追われる。この時によく使われるのが「判断のヒューリス
ティック」と呼ばれる思考のショートカットだ。その思考
は、いちいち考えて判断する基準をなるべく失くし、一瞬
で判断が付くように作業効率を時短するモノ。ただこの時
に、自身でも気付かない内に影響力に飲まれてしまう事を
念頭に置いておかねばならない。そのショートカット思考
は一体「誰の為に」「何の為に」時短させるのかを自身で
管理しておかなければ、それらは全て「外部からの圧力を
避ける為」の回避行動にしかならず顧客の満足度とは程遠
い行動になり果てる。
・演出がもたらす効果
多くの人は動画業界であれテレビ業界であれ「露出」する
事をゴールとしている事が多い。だから、人気タレントに
「なった後、どうするのか」を考えないし、ひたすら上司
親分の要求に応え続けるしか道が残されない。テレビ業界
を見ても動画業界を見ても想う事は「どうにかして出演し
続けなければ、その道が閉ざされる」という事。だからこ
そ「スポンサーの高い要求を永遠に飲める人」がプレミア
ムとして生き残る世界だし、出演時間がなくなれば稼ぎも
なくなるサラリーマンより厳しい世界だ。その裏側で動く
想いは「個性的な演出ではなく、売れる演出」で、それは
サラリーマンが抱える悩みとほとんど変わらない。
ネガ思考がプラスに働く
・疎外感が生む効果
多くの人が仕事に対して持つ悩みの代表が「疎外感」だと
いう事は以前にも触れたが、これを失くした充実した日々
はそのまま「安定感」を招き入れる。だからこそ流行を追
いかける「その場凌ぎ」の稼ぎでは長続きしないし、この
サロンでは稼ぎを後ろのズラしてでも200年前から大切
にされている「信用」こそ解決する課題に置いている。ど
んな業種であれ、新たな知を探索するにはそれなりのコス
トがかかるので「その場凌ぎ」の稼ぎを継続しなければな
らない生活のルーティンはその場で自分をバインドさせる
(縛る)からだ。ならば最初からコストをかけて安定した
ビジネス継続に力を入れるべきではないだろうか。
・ネガティブは視野を広げる
とは言え、アナタが置かれている状況に落胆する事はない
とも言える。少しは稼げているけど規模が大きくできない
という悩みはこのサロンが元より解決している。こうした
ネガティブ思考は、強制的に視野を広げてくれる効果も持
ち合わせる事を踏まえると、今アナタが陥っているピンチ
は必ず未来へのチャンスとなる。後は「飛び込む勇気」と
「チャンスを拾う体質」になれば年齢に関係なくアナタも
資産を持つ成功者としていつでも再起する事が可能である
事を忘れてはならない。
・ポジティブより強力
人が持つこの「ネガティブからの脱却欲求」っというのは
実はポジティブに考える思考よりも強く行動を支配しがち
だ。だからこそ長年ネガティブから脱却したいという願望
を持ち続けた人ほど「なるべく長いポジティブ」を構築し
ようとするし、特に稼ぎに対しての不満がそこまで大きく
ない人は「すぐにポジティブになれる」反面すぐに「ネガ
ティブに戻る」といった習性を繰り返す事が予想できる。
この繰り返し運動は、精神を不安定にさせる効果を多分に
持つ為、すぐに解決してしまうような小さな悩み事をきっ
かけにすると精神が持たない事態を招く。
手法より思考重視なサロン
・システムと対峙する
多くの人が対峙しようとしている「システム」というのは
概ねソフトやツールの「使い方」であると考えている人が
多いが、そもそもシステムは厳密に言えばルールそのもの
であると言える。先進国である日本の現代社会は資本主義
がメインシステムとして経済圏を回していて誰もがそれを
「当たり前」だと感じているが、この資本システムがナゼ
不平等を引き起こすのかを理解している人は少ない。まず
はこれを理解しなければ、自分の周囲を取り巻く問題さえ
見えずに誰もが「自分だけが助かれば良い」と考えるのが
自然だろう。
・プレイヤーが得るのは賞金と名声
代表的な資本システムに「賞レース」があるのは誰もが知
る所。同じルールの基で誰が勝つのかを競い「トップだけ
が独占できる」世界だ。これは資本を出す資本家(スポン
サー)と、その資本の恩恵に預かろうとするプレイヤーで
成り立つ世界で、そこで勝てなかった者は次に賭けるしか
選択肢がないが、身体能力をフルに使うプレイヤーの世界
ではどうしても思考より反応速度や動きの速さが求められ
若い方が有利。だからある程度年齢を重ねると「諦める」
しか選択肢がなくなる。ただ仕事に関しては身体を使う事
だけが仕事ではない事を踏まえれば、その先では資本主義
から抜け出すという選択肢が生まれる。
・どちらにも覚悟は要る
これらを統合的に考えた場合には、資本主義の元でトップ
プレイヤーとして成功するのも自分至上主義で成功するの
も大差はなく「どちらで成功しても良い」はずだ。ただし
従うべきルールが違うだけで、使うアイテムはほぼ同じで
転用できる。では資本主義の世界で年齢を重ねたにも関わ
らず資本家に繰り上がれなかった人はどのように成功を目
指すべきだろうか。まずは、ストイックに賞金プレイヤー
として仕事に没頭できなかった理由が何なのかを知ろう。
これを知る事で「どんな世界なら良かったのか」が明確に
浮かび上がってくるはずだ。どちらの道を選んでも「簡単
ではない」のであれば、自分至上主義に覚悟を決める事は
そんなに難しい事じゃない。
幸運の正体
・チャンスの正体
昔話「桃太郎」に出てくるモモをお婆さんが拾う行動には
様々な理由や憶測が飛び交うが、得てして「これはチャン
スです」とは書かれていない得体の知れないモノを拾おう
とすると、一体どんな心情が必要だろうか。それはアナタ
にも備わっていて、周囲の目も気にせずアナタは拾いに行
けるだろうか?そこにはきっと「ハズレであっても何とか
なる」という豊かな精神と切り抜けのスキルが備わってて
こそ「拾う準備が出来ている」と考える方が自然だろう。
であれば、お婆さんは結局モモを拾ったから豊かにな生活
になったのではなく、そもそも豊かな生活をしていたから
こそ拾う準備が出来ていたと考える事ができる。つまりそ
の判断は「お金があるか無いか」ではない事になる。
・起業家の在り方
起業家というモノは少なくとも既存の業種ではないのだか
ら「聞いた事はあっても実態がよく分からない」事の方が
多い。だからこそマネタイズの方法も多様だし、その中身
も多用な働き方。であれば最初から「型などない」と考え
ておく方が自然で、これを成立させる為には運やチャンス
といった酷く抽象的なモノを成り立たせる所にその課題は
集中するイメージになる。これらはキチンとした手順を踏
んだ上で目の前に現れる事の方が少なく、突然何の前触れ
もなく現れて一瞬で過ぎ去っていく。こうした偶然をいか
にモノに出来るかが起業家としての課題になるだろう。
・自分の人生の価値にいつ気付くか
ではナゼ多くの人は突然目の前に現れる現象を拾えないの
かを考えると、決して「見えていない」ワケではない事を
前提にすれば「拾わない」という決断を瞬時に判断してい
ると言える。その裏側では「自分よりも、もっと効果的に
この事象を扱える人がいる」といった、謙虚というよりも
「自信の無さ」に現れているのではなかろうか。であれば
解決方法は簡単で、自分の価値に自分で気付いてあげる事
が最も有力な解決方法になる。その為にアイデンティティ
を掘り下げ、本当にやりたかった事や過去に諦めた事象を
思い出す事が、真に価値ある行動になる。
人が変わる瞬間
・外部からの情報
自身の情報を増やす為に書籍を参考にする事は、間違って
ないが「本を読んだだけ」「動画を観ただけ」「話しを聞
いただけ」で人が賢くなれないのは、その情報が自身の中
で消化できていないから。その状態でいくらアウトプット
を出そうと思っても、自分が何に気付きを与えられたのか
を覚えていない事が多く、得た情報をそのまま(ちゃんと
理解しないまま)世の中にコピペとして出すしかない。こ
の「ちゃんと消費する」という概念は普段の買い物だけで
なく、こうしたインプット情報にもちゃんと適用されなけ
れば、そこに時間を投資した意味を失う。
・内側から湧き出す衝動
これら外部情報が自身の中でちゃんと消費される(栄養と
して取り込まれる)と、思想はそれを基にちゃんと創られ
る事になる。食品栄養がそのまま身体を創るように、情報
の栄養も吸収されて初めて自身の一部として構成される。
そうなると、摂取した栄養に応じて出来る身体も脳も違い
が出るのは当然で、これらは食品栄養素と同じように必要
な養分としてカテゴリ化されて然りだ。経営学や経済学だ
けでなく哲学やマーケティング理論などを学ぶ理由は決し
て「詰め込む」事が目的ではなく、あくまで吸収する事を
目的にする事。
・良書の出所
ならば質の高い情報栄養源は一体どこにあるのかを探れば
それは往々にして「書籍」に集約する事が多い。もう1つ
はこのサロンだ。このサロンはこうした書籍50冊以上の
書籍情報を分析して公開しているからで、逆算戦略アカデ
ミーのサロン記事を読む事は世界に数ある良書の一部分を
本を読まずして得る事が出来るようになっている。ただ、
それでも自身で良書を読みたい人は「成功者がお勧めする
書籍」を読むと良い。決して「カッコイイ人」や「カワイ
イ人」が書いた中身のない生き方論を読むのに時間を使う
べきではない。
主体的に受動体質になる
・受動性から主体性へ
学生は基本的に「受動体質」であり、社会人になれば今度
は「自主性」を求められるようになる。この2つは総じて
「言われた事が出来るか否か」という判断基準であり概ね
やる事が決まった状態での判断基準に用いられるが、起業
を興すのであればやる事は「全く決まっていない」事の方
が多い為に、受動的でも自主的でも迷子にしかならない。
だからこそ「言われてもない事を進んでやる」という主体
性が非常に大切になってくるし、やるべき事を自分で決め
なければ誰も判定してくれない世界だ。そしてこれが起業
に正解はなく、あるのは暗中模索と試行錯誤だと言われる
所以である。
・自主性がメインの労働者
学生が社会人になった時、まず真っ先に評価の対象になる
のは「受動姿勢から自主性が持てる人間になれるか」であ
る為、多くの人は自主的に様々な資格を取得したり様々な
スキルを身に着けだす。ただ、それらは自主性の延長とい
うだけであり、必ずしも会社の利益に反映できる施策かど
うかは眼中にない。だからこそ命令(指令)なき自主性は
決して評価される事無く無駄に終わる事の方が多い。そも
そも企業が「利益を上げた者」に対して褒賞を与えるのは
当然だが、それすら「社員の給料」として平準化される為
例え利益に直結する成果を残してもあまり意味を成さない
と考える方が自然だろう。
・起業の為の主体的な受動性
ならば「やる事さえ決まっていない」起業家の主体性とは
一体どんな姿勢なのか。例えば書籍から情報を入手する事
を考えた場合、これは受動姿勢にあたるように見えるがそ
れは間違っていない。ここにジレンマを感じる人もいるか
もしれないが、ここでの主体性は「受動的」か「自主的」
かすらその主体性によってスタイルを変化させると捉えれ
ば良いだろう。つまりその受動スタイルは「固定」でなく
「一時的」にその姿勢になるだけで、これは自主性も同じ
事。つまり「主体的」とは、状況によって様々なスタイル
に変化できる状態の事を指すと捉える事ができる。これが
トランスフォーメーションリーダーの原型になる。

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