便利と時短と意味と
・便利と時短の世界
世に溢れる「便利商品」のメリットは何と言っても性能の
良し悪しにかかってくる。業界でナンバー2の性能を持つ
アイテムに魅力はないし、ナンバーワンでも価格がそんな
に変わらないのであれば「わざわざナンバー2を選ぶ」と
いうメリットは存在しない。これが競合を勝ち抜いたプレ
ミアムという「勝ち組」の世界で、これがリーダー企業で
ありメイドインジャパンのブランドを創ったカギになる。
・意味だけを求める世界
一方でナンバーワンでなくオンリーワンを目指すブランド
は「便利や時短」ではなくて「意味」を求める事が多い。
つまり存続の意味を定義するのがオンリーワン戦略の要で
あって、一瞬の爆発を狙いたいワケじゃないという事だ。
競合不在の誰も知らないオンリーワン戦略は、前例が無い
だけにどう伸びるのかが全く予測がつかない。それでも尚
死なない戦略が要るし、非日常を継続させる為のアイデア
がどうしても必要になる。
・競争優位性の平準化
マーケティン業界ではシェア率26.1%の企業がリーダーだ
と言われているが、そこに立てば盤石かと言われると実は
そうでもない。後から虎視眈々とトップの座を狙われる影
でトップならではの防御戦略が「価格の平準化」だ。これ
はつまり「お前ら同じ価格でこの品質は作れないだろ?」
というフルライン戦略の恩恵を受ける一方で、完全に時代
を止めてしまう。ここまで時代が止まると、もはや便利や
時短機能に参入するよりも新規でイノベーターを狙う方が
チャンスがあると考えるのが自然だ。
情報の受け手を育てる
何か知らんケド
必要悪が必要な時
どこにアンテナを立てるか
逆算露出の是非
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