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1週間の振り返り


価値を生む

・守るべき資産

因数分解や方程式、文法や社会情勢に至るまで過去の偉人

達が紐解いてきた「解のある問題」に新たな価値など存在

しないが、これらを知っておかなければ「1+1=2」だ

という事を”新発見”だと勘違いしてしまう。もう既に世の

中にあるモノを新たな価値として有料提供するには無理が

ある時代の中で、価値として求められているのはこうした

方程式の「使い方」だろう。だからこそ、守るべき資産は

知識でなく「情報」と呼ばれている。

 

・変動する価値

情報が遮断されていた10年以上前には「知っている」事

は価値になったが、調べれば何でも出てくる現代において

は「どう使うか」がネックになってくる。絶対に避けられ

ない影響力の力も然り、様々な法則も然り、これらを外部

からの外乱因子としてどう受け止めるべきか。避けられな

い力に無理矢理押されると「嫌な気分」だけが残る。これ

を排除し、自主的に乗るとどうなるか。価値の変動はこう

した人の心理の動きの中で上下する。

 

・攻撃は最大の防御也

自身の身を守ってくれるのは「知識」に他ならないが、そ

れだけでは「攻撃」に転じる事は不可能だ。資本主義社会

の利益が誰かの犠牲の上にしか成り立たなにのであれば、

標的を「資本主義」に変えれば良いだけの事。決して攻撃

対象を間違える事なかれ。でなければ、弱者に対してしか

攻撃ができない只の「いじめっ子」にしかなれない。これ

が全国で蔓延している被災地への詐欺行為に他ならない。

自分の未来を見据えて

・自分の未来ってどう決める

お金を出せば大体の物は手に入るこの世の中で「自分でな

ければならない理由」を見つけるのは非常に難しい。手法

だけなら100人に教えれば100人の生徒は出来上がる

が、教えられる側は逆に「自分でなくても良い」存在だ。

だからこそ「人間の好み」でしか成し得る人と成し得ない

人の差が生まれなかったのが10年前までの世界。情報が

これだけ溢れた時代において、依怙贔屓や忖度に頼るのは

最早時代遅れの動きであり、今こそ「自分が成りたかった

自分」を目指す時が到来している。

 

・成功者との違いを知る

これだけ情報が溢れてきた現代社会において、最早その先

で「情報が収縮」する事など考えられない。依怙贔屓時代

は「気に入られたモン勝ち」だったが、今は「拾い集めた

モン勝ち」の世界。そんな中での情報取捨選択はメンター

(成りたかった自分を既に成し得ている人)と自分の差が

どこにあるのかを知る事。これがアナタを成功へと導く為

の「課題」そのものになる。解決法は成功者が知っている

が、その方法は多くの場合技術的な難しさではなく精神的

な難しさの方が多い。

 

・5年先に「現在の成功者」がいる

個人でビジネスを興す際に、急がなければならない理由が

あるとするならばそれは「周囲を出し抜く為」なんかでは

なく「10年先を生きる成功者との間を詰める為」に他な

らない。だから目線は常にゴールを向いていなければなら

ないし、後ろを気にした瞬間にアナタは後ろからやってく

る「のんびり亀」にどこかで抜かれる事になる。ウサギと

カメの逸話は「速ければ良いってモンじゃない」事をボク

らに教えてくれている。速いに越した事は無い。ただ遅く

とも目線はずっとゴールにあるべきだというお話。

ミドル戦略の必要性

・商売の一般原則

マーケット(市場)での商品カテゴリには、大きく3つの

段階で分けられる事が多い。1つは「赤字覚悟のフロント

エンド商品」で、これは試供品や看板商品に使われる。2

つ目は「中間利益のミドルエンド商品」で、こちらはより

高品質なグレードへの振り上げを期待して置かれる商品に

なる。最後は「暴利のバックエンド商品」であり、多くは

最上級グレードや特別誂えである事が多い。お金に糸目を

付けない富裕層がターゲットであり、コストを最大限にか

ける事で最高級品質を生み出す。ただし、こういった分け

方ができるのは一般認知のカテゴリであり、オリジナルコ

ンテンツにはおおよそ適用できない事が多い。

 

・バックエンドが命綱

では、何かしらの無形商材をオリジナルコンテンツとして

構築する場合。多くの人は「赤字覚悟のフロントエンド」

から創り始める。ワークショップ・体験会・無料講習会等

自身が「出来る事」から既に「商材」として動き始める。

だが、そこには「開催中の時間」だけでなく準備の時間や

人を集める時間など、様々な時間をそのフロントエンドに

割く事になる為に「新たな情報」を入手する時間が圧倒的

になくなる。加えてその行動は「赤字覚悟」の時間だから

アッという間に資金が底をつく。同じ「資金が底をつく」

状態になるのであれば、その成果は「フロントエンドだけ

が出来た」状態よりも「バックエンドが構築できた」状態

の方が未来は明るくないか。

 

・ミドル構想とは

同じだけ時間をかけて「フロントエンドが成し得た」人と

「バックエンドが成し得た」人の違いはどこにあるのか。

これはその瞬間だけを見ていても大差はない。差が生まれ

るのはその先で、フロントエンド成功の人は「新たな勉強

の為に一旦活動休止」の期間が訪れるが、バックエンドが

成功した人は「バックエンドを分解する」期間が訪れる。

既に新しい何かを仕入れる必要がなく、全て理解できてい

る状態のモノを自身の手の中で小さなカテゴリに仕分けて

いくだけで、これをミドルエンドとして活用できる。

活動休止は人の「ヤル気」を削ぐのに最適な期間だからこ

そ、この期間を避けるのが成功への最短ルートになる。

希少性付加価値

・現物市場

人が生きていく上で、最も重要な価値は「衣・食・住」の

いづれかに絡む事。これらはマズローの5段階欲求の中で

も結構下位層に準ずるモノで、人が生きていく上で最低限

揃えておきたいモノとして君臨しているから。近年は中間

層から上の欲求を満たすコンテンツも増えてきたがこれは

ここ10年ぐらいのお話。趣味で集まった仲間は有料参加

にしにくいし、乱立してくれば無料で入れるコミュニティ

が最も選ばれる。ただ、人が生きていく上で最低限必要な

現物は既に世の中に飽和状態で、その上中間層のコミュニ

ティも溢れてきたのが現代社会の縮図だ。

 

・ロングテール戦略

とは言え、無料コミュニティが乱立する中で有料コンテン

ツはまだまだ数が少ないのが現状だ。これは新たな価値と

いうモノがほとんど出来てない事を意味するし、既に今の

技術で「全く新しいモノ」なんてそうそう個人が創れない

のも事実。であれば「方程式の使い方」をマスターする事

はアナタの人生を急速に前へ進める秘密兵器になるんじゃ

ないだろうか。これをバックエンドとして有料で置いてお

く事は何も無駄な事ではなく、長期間保存しても腐らない

インターネットを駆使したロングテール戦略としての機能

を持たせる事が可能になる。

 

・希少性の管理

アナタが起こす奇跡のコンテンツは、誰がやっても同じ事

にはならないユニーク(唯一)な商材になる。これは失わ

れゆく希少性とは真逆で、存在そのものがレアなパターン

を生み出す。ならばその情報(特徴)は盗まれないように

管理する必要があるし、その価値の使い方に気付いた人に

コピーされない対策が必要になる。こうした対策に可能性

を示唆してくれるのがブロックチェーンの存在で、これを

マネタイズの一環として含めているのはその為だ。長い間

寡占状態を続ける為には、いくつかの重要なポイントを抑

えておく事が最も重要な要素になる。

時間の使い方

・パーキンソンの法則

逆算戦略アカデミーの基礎部分には2種類の「法則」が

埋まっている。1つは「パレートの法則」と、もう1つ

は「パーキンソンの法則」になる。パーキンソンの法則

は4種類のカテゴリに分かれており、1つ目から3つ目

までの「未来への予防線」、「夏休みの宿題症候群」、

「煮る・焼く・ゆでるの基準」は概ね自身の判断基準の

話であり、個人起業家にとっては正に自分との闘いにな

るだろう。これらは避けるというよりも「影響を受けて

いる自分に気付く」事が先決で、上手くいかない原因の

1つとしてカウントする事で徐々に予防に走る事が可能

になる。

 

・八方美人は時間喰い虫

ただ、最後の「八方美人願望」だけは対人関係に絡む。

世の中に起こり得る様々な問題サンプルをヒアリングする

人脈作りは大切な事だが、サンプリングする事だけに「新

たな価値」を見出してしまうと「聴くだけの人」になって

しまい何も進まなくなる。確かに十人十色の問題をヒアリ

ングするのは知見を広げるのに最適だが、そこに「自身の

価値」としての提供方法を見出せないのであれば、時間だ

けが喰われる結果しか残さない。ここでは何かしらの解決

策を持って八方美人には挑むようにしよう。

 

・一点突破のムーンショット

ボクらが構築するオリジナルコンテンツは、決して誰かの

問題に合わせてニーズに応える姿勢ではない。どちらかと

言えば「自分が持っている解決策」に合う問題そのものを

探しに行くイメージに近い。その解決策は社会の波に反す

れば反するだけ強く、認められにくい。その理由は単純で

「同意はできるが、それに同意した自分も社会に反する事

になってしまう」から。だからボクらはどうにかして成功

集団を作る必要がある。同じ問題を抱えた人を探し出さね

ばならないし、その人を解決させてあげる事。ここに一点

突破のムーンショットが隠れている。

時間管理能力

・作業分担試練

社会に出て一般企業に入社すると、実に様々な部門に分け

られている事に気付く。これらは1人当たりの仕事負荷を

減らす為の最適処置に他ならないが、負荷が減る代わりに

品質と納期の制限も同時にやってくる。とは言え大手企業

であっても「初めて」と「大量に」の2つのイレギュラー

が同時発生すると一気に手に負えなくなるが、ほとんどの

企業は「重要顧客」と「それ以外」という分類表を持って

いる為に、最低限守るべき顧客が予め決まっている。ここ

で重要になってくるのが「効率」だが、多くの企業は長期

課題としており、まだまだ人間系で動いているのが現状。

 

・ダイレクトにやってくる個人起業

個人で起こす起業には、真っ先に上記2つの問題が降りか

かる事になる。ただ、まだ顧客がいない内は「時間のかけ

放題」というメリットも含んでいて、効率を重視しながら

沢山の失敗を重ねる事が可能だ。そしてこれは仕事内容も

さる事ながら「事業が軌道に乗った時」にも同じ現象が起

きる事は容易に想像が付く。アナタのお店にもし長蛇の列

ができてしまったら、果たして待たせておけるだろうか。

「今すぐ」にお金を払いたがる現代人にとって、待ってで

も手に入れたい何か(Batna)を持つ事は必須だろう。

 

・製造と販売の同時進行

有形であれ無形であれビジネスに展開しようと思えば何か

しらは「創る」必要がある。そこで大手企業の真似をすれ

ば「誰かが創ったモノを別の誰かが販売する」という役割

分担をチョイスしがちであるが、そもそも作り手と売り手

の意識が同じ所になければ、この分担は成立しない。自分

が元締めであるならば、創ってみて成功したモノを自分で

売ってみて成功させ、それを指標として「同じ事ができる

人」を募集するのがセオリーになってくる。何かを創るの

は簡単では無いし、何かを売るのも簡単じゃない。だけど

「出来ないワケじゃない」のも事実だ。



 
 
 

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