ブルーオーシャン市場の在処
- とらよし
- 2025年3月22日
- 読了時間: 11分
”売り上げ”のメッセージ性
・ボクらは真似をする
起業アイデアの考え方は基本的に「成功者の真似事」から
入る事が多いしその方が早い。これは成功実績をベースに
する事で確実性を上げる為には有効に働くが、その一方で
「意味が解らない行動」というのもその中には存在する。
思考を伴わない行動ありきのビジネススタイルは行動こそ
早いものの、例えば伝えるべき相手を間違え続けていたり
言葉のチョイスを間違え続けていても気付けない。例えば
SNSでオフィシャルに発信する「売上」の報告は一体誰へ
と向けたメッセージなのかは理解に苦しむ上にただの自慢
としか受け取れないケースも少なくない。であれば、企業
や成功者がCMや広告に掲載する売上メッセージは一体誰
に向けたモノだろうか。
・誰へ向けたメッセージなのか
そもそも企業と雇用関係を結ぶ社員と個人起業家では置か
れた立場が全く違う。企業が売上を開示したとしても社員
の給料にそれが反映されない事は誰しもが理解している事
を踏まえると、社員に非難の声が上がる事はない。一方で
個人で事業を興す人間は、売上がそのまま稼ぎの額になる
場合が多い。だからそれはストレートに「自慢」に映って
しまうのだが、これを理解しておかないとイタズラに信用
だけを落としてしまい兼ねない。また企業が売上額を発信
する相手は、顧客でなく「投資家」である可能性は高い。
アナタが投資家から支援を受けているのであれば透明度を
増す為に社会に公表するのは1つの手かもしれないがそう
でないならルサンチマンしか生まない事になる。
・お金持ちの証明
民衆の心を揺さぶる為に詐欺師がよく使う手として「見せ
金効果」というモノがある。これは「自分と大量の現金を
同時に見せる」事であたかも自身がお金持ちであるように
見せる事ができ、それを手に入れたいとする人々が集まる
心理現象(ルサンチマン)を利用した詐欺手法だ。ならば
それが本当に成功者の所有するお金だったとしてアナタが
成功者の真似をしたいのであればそれは「借金」で事足り
る。どこかから一瞬だけお金を貸してもらい、写真や動画
を撮影した直後に返済してしまえば、利息ゼロのまま完済
できるかからだ。こういう事が出来てしまうから「見せ金
効果」には信憑性が生まれない。お金持ちの証明というの
は、誰にも簡単に真似ができない内容である方が信憑性は
高いのではないだろうか。
プロセスをどう作っていくか
・プロセスを売る
新たな価値を創っていく過程に「プロセスエコノミー」と
いう手法がある。これは誰もが簡単に真似ができない手法
である一方で、成功事例が少なく難易度が高い。とは言え
中身は至ってシンプルで「完成品を売るのではなく商品や
サービスの製作段階を売る」という方法だ。これこそ正に
SDG'sに則った考え方であり、持続可能どころか永続的
に稼働できる動き方でなければ効果はない。時代は徐々に
「製作して完成したモノを売る」よりも「継続的に動き続
ける何か」を販売した方が個人の働き方には合っている。
個人が興すビジネスの裏にバックエンドを回す理由はそん
な所にも隠れている。
・本業の所在
これを目指すメリットは、極端に競合が少ない事に尽きる
がデメリットは難易度が極端に高い事。この考え方を成り
立たせる為には、まず生活(消費)を確保する為に仕事を
掛け持ちしなければならない。その理由の1つにはバック
エンドを回し続ける為に「膨大な時間」を投資する事が求
められるからだ。しかし、その時間こそが起業家の本業で
あり企業との雇用こそ「副業」であるべきだと気付かせて
くれる。考え方のパラダイムシフトはこうして加速させて
いくのであり、ある日突然空から天使が降ってくるワケで
もアイデアが降りてくるわけでもない。
・自分は1人
この社会に生きている以上、人間の時間は等しく24時間
しか与えられていない。この膨大な情報を1人で捌こうと
すると必ずどこかで無理が生じる。ここでの解決策として
有名な手法がMLMになるが、この手法は「販売業者」を
増やすのには最適だが拡散効果という点ではあまり見込め
ない。であればどのように他者を使うかというのがネック
になってくる。もし、この拡散にかかる作業が誰かの起業
トレーニングとして機能すればそれらはお互いの価値交換
として成立するだろうし、そこへ向かうフロントエンドと
してワークショップを開催するのは宣伝効果として見込め
るのではないだろうか。
主義についてのアレコレ
・認知されない
個人が起業を考える際に重要なのは「自身がトップに立つ
事」であり、それは誰かの下に付いていては到底叶わない
夢である事は以前にお伝えした通り。そこは「創る」段階
のフェーズであり、この時点では資本主義は一切関与せず
自分至上主義で黙々と創り込む事が求められる。そうなれ
ば必然的に世間一般の概念からは離れ、マイノリティ領域
に入る事になるが、その影響として社会から認知されない
という状況に陥る。社会の一般常識はどこまでも資本主義
であり、その他のビジネス概念は到底受け入れられるモノ
ではないから。ただそんな所を危惧していても新たな価値
は生まれてはこないので、価値の創造段階では社会からの
はみ出し者でいる必要に駆られる。
・ヒントはここにある
一般社会の反応は得てして「理解できないモノ」が怪しく
「理解しやすい理想」こそ心に響く。だからこそほとんど
のお金集めは「この人が言うんだから間違いない」という
権威の象徴を目指す事になるし、世の中で権威が人気なの
もそういった理由からだ。しかし、真実は真逆であり実は
「この話の内容が理解できないからアナタは今のポジショ
ンにいる」が正解で、理解できない人に怪しまれる事には
何も問題などない。理解できない領域を怪しいと感じなが
ら「自ら踏み込んでこない」一般人に、知らない間に関与
していたという状況さえ作れれば良いのであればこの状況
を創り出すのは社会的証明の原理を使う事が有効で、その
先駆けとなる人を返報性ギバーで集める事が何よりの優先
事項だという事がここで見えてくる。
・右か左かは問題じゃない
現代社会を分断する勢力の代表例として「右派と左派」と
いった分け方が存在する。現在の社会の在り方を保守した
いと考える人が右側であり、逆に革命的な思想を持った人
が左側であるが、個人の問題解決にこれらの思想は全くと
言っていほど関係しない。現在の社会は資本主義で回って
いるから一般的には「右翼」である事が求められるがそこ
に納得できる人は少ない。という事はほとんどの人が左翼
思想を持ちながらも右翼の現状に落ち着いている事が浮き
彫りになってくる。であれば「創る時は左翼思想」で自分
本位に作っておきながらも「売る時は右翼思想」によって
資本主義に則れれば何も問題はないように思える。
記事を読む効果
・ストック&フロー
単発ビジネスは興すのも失くすのも簡単だ。思い付くまま
に行動し、上手くいけば売り続ければ良いし売れなくなれ
ば辞めれば良い。ただそのビジネスの根底にある問題には
「継続の必要性」がそのウエィトの大部分を占めており、
趣味でやる分にはギャンブルと同じで好きな時に辞めれば
良いが、ビジネスで生活を支えるとなれば話は大きく変わ
るのは簡単に辞められないからだ。浅い世界には継続性の
あるビジネス経営など存在しなくって副業・バイト感覚に
「情報をストックする理由が存在しない」のはその為だ。
無形価値の大きさとは、どれだけ情報をストックするかに
よってフローできる情報量が変わる事にある。
・スキル安売りからどう抜け出すか
ボクはこれまで基本的に工場勤務しか経験した事がなくて
仕事探しも「自分にできる事」か「やりたくない事」でし
か判断してこなかった。この判断はつまり「現状維持」か
「マイナス回避」でしか判断基準がなく、何をどう転んで
もプラスに転じない。この思想のままお金だけを追いかけ
てビジネスを始めれば、当然そこは「スキルの安売り」で
しかならず、最終的には誰かから「作業に対する報酬」を
頂くポジションにしか付けない。つまりそのポジションは
どこまでいっても「作業員」だ。まずはそこから抜け出す
事を考えなければ、永遠に単発ビジネスから抜け出す事は
できない。
・自分の頭を使う
そこで初めて「社会の普通」から脱却してみると、そこは
見渡す限り何もない世界が広大に広がっている。普通に暮
らす人は、あたかもそこが「行き止まり」であるように見
えるかもしれないが、その空間をどこまで「自分ワールド
を展開できるか」という領域である事が理解できればそこ
からは「時間の使い方」が変えられる。成功者というのは
その無限に広がる広大な空間を自分の世界の為に埋め尽く
した人たちの事だ。ここを埋めるのに必要なのはアナタの
アイデンティティだけで事足りる。
時間を使う価値
・旧統一教会がやった事
元首相の銃撃事件からその名が広く知られるようになった
この教会団体はニュースやワイドショーでは悪人の巣窟の
ように報じられているが、ただの悪人集団が政権と癒着で
きるはずがない事も事実。であれば、問題の本質はどこに
あるのだろうか。とある説では、この団体は規模の大きな
返報性原理を使って政界に切り込んだという。確かに教団
が行うお金の回収方法についてはかなり問題がある一方で
教団が政界に対して行った行為は完全に善意でありボラン
ティアという形で先に恩を売る事ができたのであれば政界
も彼らを強く糾弾する事はできなくなるだろう。
・架空のお金を扱う
この一連の事件の流れから、ボランティアにどのような形
のメリットがあるのかが浮き彫りになったのではないか。
行政や民間企業に対し直接「お金を出せ」と訴求するのも
手だが、見えないお金を先行投資する事は、未来において
お金以上のメリットが得られる可能性を秘める。ビジネス
を博打やギャンブルにしたがる人は大勢いるし誰かが用意
してくれる賞金を目指して進むのも一手だが、投資できる
「リソースはお金だけじゃない」事を選択肢の1つとして
知っておくべきだし、それが未来でどんなメリットを自分
に与えてくれるのかも知っておこう。
・いきなり刈り取るんじゃない
社会における取引売買の常識は「リアルタイム」でお金と
商品を交換するのが当たり前。だけども商売・販売の世界
には「売り掛け」「手形」「空売り」といった商品やサー
ビスとお金がリアルタイムで交換されないシステムも存在
している。これらは一体何を担保に先出し提供しているの
だろうか。この辺りを知らないと、手元にお金がない状態
にいつまでも恐怖する生活が続く事になり、返報性を理解
する事はおろか提供するサービスも後回しで先にお金だけ
を回収する、正に「銭ゲバ」が生まれる事になる。返報性
原理はしかるべきタイミングで必ず返ってくる原理である
事をしっかりと理解しながらオリジナルコンテンツを構築
すると良いだろう。
現状維持か、改革か
・右派・左派というポジショニング
ビジネスポジションの表現方法として近年こういったポジ
ション分けが使われるようになってきたが、改革派という
ポジションは何も奇抜なモノを商品やサービスとして扱う
事を「改革」だと言っているワケではない。問題解決の為
に物事の考え方や進め方、そのどれもが一般常識とは考え
方が真逆であるが為に、必然的に社会に受け入れられない
異端児(マイノリティ)になる方式を手段として取る事を
改革だと呼んでいるに過ぎない。保守派(右派)で成功者
が続出するのであればボクは喜んで今まで通りの消費者に
戻るが、現実はそうではない。改革には、どんな形であれ
痛みを伴う。簡単か難しいかは二の次の問題であり、その
覚悟が伴った者だけが成功への道を切り開ける。
・資本主義に則る
社会の基本に則った資本主義ルールに則れば、そこは早い
者勝ちのレースであり、先に「気付いた者」「やった者」
が勝ち上がれる勝負の世界だ。特に方法に関してルールは
なく忖度であれ癒着であれ依怙贔屓であれ、全ては勝てば
官軍の世界観だ。だからこそ、どれだけ規模の大きな企業
であれトップが「白だ」と言えば、それがどれだけ黒かろ
うが「それは白」になる。そういったルールで競争するの
だから、当然「正義」や「正解」は競技者にとって邪魔者
でしかない。これが現代社会で起きている心の問題を生み
出しているし、その解決策(ストレス発散法)として麻薬
の代わりに普及したのが「ゲーム」の世界だ。
・それ以外の主義の存在
資本主義で通用する為には基本的には「誰もが知っている
ジャンル」を扱う事を前提にしなければならない。それが
何なのか知っているからこそ「お金」をかけて時間を短縮
する事が可能になるからだ。ではまだ市場に出回ってない
「アナタの価値」はどうだろうか。誰もがその価値の存在
を知らないのに、そこにお金をかけた所で加速(短縮)す
るモノがない。ビジネスの構築にお金をかけて時間を短縮
するのも手だが、まだ回収が見込めない内からお金を投資
するのは寿命を短縮する事に直結するから避けた方が良い
だろう。それよりも「浪費」をなくし、なるべく自身の為
に割ける時間を創る事に特化する方が効果的だ。地味に見
えるかもしれないが、これが改革を興す為の火種になる。




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