何を急ぐべきか
- とらよし
- 2024年11月9日
- 読了時間: 10分
スピーディの勘違い
・スピードが命じゃない
みんながよく啓発している「考える前に動く」とより早く
成功に近づくのは、既にやる事が決まっている既存事業で
のお話。ここはレッドオーシャンである事が多く単純明快
に「やる事」が決まっているから早い者勝ちの世界。だけ
ど自分のやりたい事ではない事を誰よりも早く会得しよう
としても精神が参るだけだから、このサロンでは「急がな
い」を合言葉にしている。多くの人は、起業はしたい一方
で自分が本当にやりたかった事を仕事にするなんて一般的
じゃない事の方が多いという理由で諦める人が多いが逆に
誰かが通った道は既に整備されているんだから、わざわざ
迂回ルートを早く造る意味は無い。
・短距離で売るワケじゃない
誰もやった事がない事を仕事にしようとするオリジナルビ
ジネスを目指す起業家が目指す道は暗中模索のブルーオー
シャンである事が多いから、そんな状態でスピードを求め
て一生懸命走ってみても「土台」のないステージでは物事
は決して前へは進まない。ダイラタンシー現象はそんな所
にヒントをくれていて、何と何を混ぜれば走れるようにな
るのかという発想を与えてくれる。脚だけを素早く動かし
てみても沈んでしまう人は、一度自分の足元を見直してみ
よう。そこは早く走れるだけの条件が揃ったフィールドに
なっているだろうか。
・足元はなるべく固めたい
とは言え、中途半端な足場であっても元々身軽で俊足な人
は偶然にでも走り抜けられてしまう人もいる。ただそんな
人であればある程「アナタだから出来たんでしょ」がその
まま通用してしまう。本人は否定するだろうけど、元から
足の速い人、肩が強い人、泳ぐのが得意な人、頭の回転の
速い人は自分で「そうなろう」と誓った瞬間の記憶が無い
ので、得てして自分がその能力に秀でている自覚が無い。
アナタが目指す自身のオリジナルフィールドは「足の速い
人限定」ではないだろうか?そうならない為にも、多くの
人が走れるように足元はなるべく固めておいた方が良い。
記録に残す作業
・バックエンドが本当に大変
ビジネスにおける究極の効率は、自分が1動けば100の
事象が動き出す事。ここには影響力の力が存分に働く部分
になるが、そうなるまでにアナタが使う影響力は決めてお
いた方が良い。タレントやインフルエンサーを目指す人と
事業主を目指す人では裏で動くバックエンド構想がまるで
別構造だからだ。アナタが裏で稼働させておきたいバック
エンドシステムは一体どんなモノなのか。ここを先に構築
しておかないと後で○○を入れるスペースが無い!という
典型的な規模の影響力に飲まれてしまう結果になる。
・車を創りたい
このバックエンド構想がナゼ一般的でないのかを掘り下げ
てみると、人は見えている景色しか頭の中で再現しないと
いう視覚重視の発想で物事を進める人が多いからだろう。
車を創りたいと考えているにも関わらずエンジンが搭載さ
れていなかったりタイヤは回らなかったり、一方でシート
は本革でピンクのステッチをあしらってみたりボディ全体
にはカーボン素材を使ってみたり、外観と中身がハチャメ
チャなまま作っていって最後に「車が完成」するワケがな
い。その人が本当に創りたかったのは「車」などではなく
「カワイイ外装」なのであれば、それは最早走る必要など
ないだろう。
・ミドルエンド構想
アイテムであれビジネスであれ、世の中の構造体というの
は実はいくつかの「集合部品」で構成されている。これを
一般的にはアッセンブルとかキットとかいう呼び方をする
が、こういった「プチ集合体」を本体とは別に売りに出す
のがミドルエンドという構想になる。これを実現する為に
は既に各個別の部品が作動するバックエンドがキチンと回
らなければならないし、これらを主要部品としてセパレー
ト(分解)して部品売りする事で効率的に稼ぐ伏線として
ミドルエンドはあると言える。
売るスキルを売る
・問題を履き違えてる
世の中の仕事にはたくさんの種類が存在する。その全てが
稼げる仕事ではない事は以前にも触れたが、ビジネスとし
てのカテゴリはおよそ3種類に割り振られる。1つはもの
づくり業種、1つは販売の業種、最後は経営者という業種
になる。自分が今どの立ち位置にいるのかの把握は最低限
必要だが、ものづくりの人間がいきなり販売カテゴリで売
れるワケじゃないし、販売サイドの人間がいきなり何かを
作れるワケでもない。だけど世の中には「売るスキル」と
いうモノが存在していて、それは稼ぎに直結してしまうか
ら手っ取り早く手を出す人は多い。ただし、それが空箱を
宝箱に見せて売る詐欺商売の中身だ。
・究極の妥協案だ
これが「売るスキルを売る」という何とも滑稽なビジネス
スタンスを生み出す事になるのだが、それでもこれが現代
ビジネスのスタンダードになっている。元々「つくる人」
が売る事を勉強する事で価値交換としてのビジネスは成立
するのだが、元々「売る人」が稼ぎを諦めてまでものづく
りに手を出す事は難しいのかもしれない。それならいっそ
の事、魂を売ってしまった方が気が楽だろうし信用を失い
ながらでも換金してしまった方が話が早いと考えるのも頷
ける話だ。つまり現代に溢れる「売るスキルを売る」っと
いう職業が激増したのは、こういった妥協案が先行するか
らだろう。
・問題解決策の出所
ではこの場合何が問題なのだろう。多くの人は詐欺なので
あれば訴訟を起こされてすぐに起業人生が終わると考えて
しまいがちだが実際そうはならない事の方が多い。その理
由はそこにコミットメントと一貫性という影響力が働いて
しまうから。人はそれが何であれ、自身が決断したモノは
「間違いではない」と思い込む特性がある。だから詐欺師
から買ったモノもしばらくは「偽物」だと気付いていなが
らも離れられないといった効果が続く。ただ、この手法は
即金にはなるかもしれないが著しく信用を損なう為に結局
誰も救わない。これこそが問題の出所そのものだろう。
マインドオートメーション
・信仰心の薄い日本人
ボクら日本人は、生まれたら神社でお祝いし、結婚式では
教会のチャペルを使い、死後はお寺のお墓に入るといった
何とも信仰心に欠ける民族だ。宗教が政治に絡みやすい事
を鑑みても、ここまで信仰心の薄い国は他に類を見ない。
だからこそ失敗も成功も「誰かのせい」になりがちである
し、それは「自分か、それ以外か」の選択肢しかあり得な
い事になる。信仰心のなさは結局「誰かのせいにしやすい
環境」を自然に構築していくのに適しているし、日本人が
誰かのせにしたがる事に何の疑問もない。
・何を信じるべきか
一方で諸外国では信仰心が強い為に、どんな宗教だろうと
「その結果は人間の人知を超えた存在が与えたモノ」だと
いう認識が生まれやすい。だから例え失敗したとしても神
のおぼし召しだと捉える風習が強く、抗っても仕方がない
事を前提に諦めが速い。日本は天皇制ではあるが、だから
と言って各々の心に天皇陛下を神様の代わりとして信仰し
なければならない風習もなく、各自自由に信仰心を扱う事
を許されている。ならばそこに入れるべき信仰心を自分に
設定してみてはどうだろうか。
・失敗した自分を良しとする心
これは全ての失敗を「何か不思議な力」のせいにするので
はなく、自分の実力不足である事を明解に認める事から始
まる。全ての問題は課題になって、やがて解決に向かうの
であれば自身の実力不足はどこでどうやって補えばよくて
どのように解決していけば良いのかも自ずと見えやすくな
る。「読めば解る」というスタンスにしたのは、この心を
満たすサービスが今まで無かったからだ。失敗の原因が全
て「自分にある」のであれば、解決策を見つけるのもそれ
を実行するのも自分自身の仕事になる。
想いを形にする仕事
・こうなんじゃないの?
信仰心の奥底に自分の心を入れる事で生まれるのが自身の
アイデンティティになる。空っぽの心にコレを入れておか
ないと「社会の言う事を聞いてたら、やりたい事がない」
という虚無の症状が発症するのは想像に難くない。ならば
自分という信念を心に入れた時、その夢が実現しなかった
理由がどこかにあるはずで、その原因が一体何だったのか
を思い出す事は非常に重要だ。それが、これからアナタが
突破する見えない壁そのものになるのだから。
・自分勝手な推測を正解にする
ならばその壁を壊したり乗り越えたり出来るようになれば
今まで「戻る」しか選択肢が無かった人生に「進む」とい
う選択肢が現れる事になる。これが夢へ向かって進み出す
瞬間の事で、決して夢は「見る」だけのモノじゃない。そ
の世界では自分の考えこそが正義であり、止めに入る周囲
の意見を聞かなくても良い理由になるだろう。だからこそ
色んな無関心たちやドリームキラーたちとは関係を断ち切
らねばならなくなるだろうし、自身が思い描く未来へ社会
を引っ張ってくる事が仕事になる。
・発達障害の原因はアホな社会
時代を突き進む自分信仰の「自分至上主義」で動くという
行動はアイデンティティを推進力にして一気に加速するが
それは同時に周囲の人間を「時代ごと置き去り」にする。
例えるなら、江戸時代の人間にライターを勧めても彼らは
「火起こし」そのものに特に不便を感じていない。それど
ころか「火事になる原因だ」と怒り出すかもしれない。
そんな周囲の人々を無視したところで何も解決には向かわ
ない事を知った上で、アナタが次に起こす行動は「クツを
履く文化のないアフリカ原住民族の方々にシューズの素晴
らしさをどう説明するか」になるだろう。
ここはアカデミー
・推論と仮説
自分至上主義において大切な事は「ナゼ今まで自分で正解
だと感じていたモノが不正解の扱いを受けるのか」になる
だろう。これはケガをするリスクを顧みず、裸足で駆け回
るアフリカ原住民族の暮らしを見ても同じだ。自分が必要
だと感じているモノは必ずしも他人が必要だと感じるワケ
ではない理由を追い求める姿勢が必要で、シューズが発展
しない理由もライターが便利だと思わない理由も全て情報
による「知識」だという事が理解できればアナタが出来る
事は自ずと見えてくるのではないだろうか。
・アウトプットは時間差で扱う
人は「シューズの性能」や「ライターの利便性」を知った
途端にそれをそのまま相手に伝えようと躍起になる傾向が
あるが、現実には中々伝わらない事の方が多い。とは言え
それが伝わらない理由が「今の生活が不便だと感じていな
いから」だという事が分かれば取れる対策も変わってくる
だろう。アナタが知った何かの情報は、一度何かに投稿し
てみてまずは自分でその情報を受け取ってみると良いだろ
う。ブラッシュ・アップという言葉はその為にあるような
ものなのだから。
・情報倉庫の役割
時代は今、GoogleやAIが何でも答えてくれる世界になり
つつある。調べればほとんどの情報が手に入るこの世の中
で、調べない無知な人に「嘘を吹聴する」のはいとも簡単
な事だ。ただ、インターネットにおいてその為に発信した
記憶と記録はずっと生涯に渡って残り続ける事も忘れては
ならない。基本無料で手に入れられるような情報を武器に
しても、人は集められるだろうがその先でビジネスにはな
りようがない。であれば、情報は時間差で提供するタイム
ラグと、いつでも引き出せる倉庫の役割の2つに分ける事
で厳格に管理しよう。




コメント