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労働思考からの脱却


朝令暮改の妙

・脳内開発会議の強み

多くの人が絶対にやりたがらない「プロセスエコノミー」

の強みはやって感じて考えるYKK理論がそのまま通用する

ところにある。だからこそ「今日やってみた事」に対して

反省点があれば即日修正していくし、それもそのまま履歴

として残していくスタイルだ。このスタイルの強みは何と

言っても「ブラフ(嘘)が必要ない」所にある。つまりは

わざわざ誇張して凄んでみせたり言い訳がましくペラペラ

と自分を説得させる必要がなく、いちいち感情に流されず

に常にフラットな自分でいられる事にある。

 

・商品の「改定」と「改良」

一度市場に商品として出してしまったモノは、改定するの

が非常に大変。これまで散々自分で提供してきたモノの質

が実は粗悪であった事を公表しなければならなくなるから

だ。一般的に商品の信頼度は8割ぐらいで良いとされてい

るが、起業界の品質はおおよそ3割出来上がれば見切りで

発射するように教えられる。ただ、世の中に大量に流れる

生活必需品のような汎用品であれば少しぐらい世の信用を

損なってもすぐに回復するが、オンリーワンビジネスでは

そうはいかない。イノベーター層には最高の品質をお届け

できなければ、底に落ちた信用は中々返ってはこない。

 

・思考を見直さないリスク

ボクら起業弱者が指標とするモノの1つにPLC分析がある

が、イノベーター層に安心を得て貰う為には数々の実験と

結果で以て応える必要がある。違うジャンルでも同じ方法

で再現性を達成しなければ商品として機能しないし、それ

を自身で見返す為にクリティカルシンキングという自分を

疑う姿勢は常に持っておいた方が良い。稼げないから辞め

てしまったり、稼げるまでビジネスジャンルを探し続ける

やり方は、どうしてもこの領域にまで来れないから永遠に

探し続ける結果になるのはその為だ。常に自分の信じてい

る「何か」には疑いを持った方が良い。

できない理由を探さない

・「やらない」とは違う

いきなり結論から入るが「できない」理由は「やらない」

からに他ならない。やらない事を決める判断材料は自身の

心が動くかどうかで決めれば良いが、できない理由はただ

単に自分がやらないからだと知っておく事。自身の心の中

でワクワクしていても、多くの人はやった事がない事に対

しての抵抗感は強い。この不安を総称して「出来ない」と

いう理由で結論付けてしまいがちだが、案ずるより産むが

易し・住めば都と言われているように「心」が動いたので

あれば、それはやった事がない事でも始めてみるのが吉。

 

・クリティカルシンキングな捉え方

ここで疑うべきは「心が動いた理由」にあり、決して方法

がどうだとかいった「やり方」を疑うのではないという事

を知っておくべき。つまり本当に疑うべきは「相手」では

なく「自身のアイデンティティ」そのものになる。それは

自分が「価値だ」と思っていたモノは本当に価値があるの

かどうかや「今まで自分がやってきた事」が嘘かどうかを

疑ってみれば良い。そしてその答えはアナタ自身が持って

いるアイデンティティだけが知っている。

 

・正解を追う誤解

決まった事を「やるだけ」なのは従業員やスタッフなどの

時間に対する給料で働く立場の人の考え方であり、起業家

の思想は経営者であるべきだ。そこに「正解」は存在しな

いし極端な話「誰かの言う事さえ聞いていれば」だなんて

淡い期待は持たないのが起業家として最低限持つべき態度

そのもの。「人のせいにしない」「敵はいつだって自分」

なんて台詞は言うのは簡単だが、多くの人はそれでも「誰

かが教えてくれる正解」を求めて今日もこの世界を徘徊し

ている。そこにはお金をかけようが人を集めようが意味は

なく、全て自分で経験してみる事こそ一番の近道である事

を逆算戦略アカデミーでは推奨している。だからこそこの

サロンでは日々沢山の情報が流れるスタイルで運営されて

いる。

抽象的表現の妙

・インプットは具体的に

とらよしが扱う思考法の中には「演繹法」と「帰納法」と

いう2種類のロジカルシンキングが存在している。この内

帰納法は「結果から思想を追う」手法であり、これが世間

で言う「成功者の真似」に当たる。そこでは成功者がどの

ようにして成功たり得たのか、その手法を真似ながらそこ

に至るまでの経緯を探るのが帰納法の特徴になるが、その

経緯さえ分かってしまえば今度は「自分流」に手法として

落とし込んでいくのが「演繹法」とも呼ばれる3段論法の

中身になる。だからこそインプットは行動そのものであり

その中身はより具体的であればあるほど真似しやすい。

 

・具体案から抽象案へ

成功者の真似ができたらば、次にそれを「思想」まで昇華

させるのが帰納法の役割だ。サッカーワールドカップでの

サポーターがゴミ拾いをするのは一体ナゼなのか、企業の

社長がトイレ掃除を推奨するのは一体ナゼなのか。成功者

の行動を追う先には「どうしてその行動に至ったのか」の

思想が存在するから、これを今度は「自分流」にアレンジ

する事が起業家が進むべき道でありオリジナルビジネスの

基礎になる部分である。

 

・命令は具体的であれ

ボクらはどこまでいっても経営者であり、従業員ではない

事は既に誰もが知る処。であれば、自身が集めるスタッフ

にはより具体的な指示が必要になるし、この部分が抽象的

でフワッとしていればそれ聞いた方も何をどうすれば良い

のか分からなくなる。気付け・理解しろ・回避すべき等の

表現は抽象的過ぎて相手に伝わらない事がほとんど。相手

に理解してもらうには、より具体的な思想を伝える必要が

あり、それが「演繹法」が司る3段論法の領域になる。

スケジュールとアイデア帳

・成功を急ぐなかれ

「今日は○○と打ち合わせ」や「今日は何件の○○を処理

した」など、キャリアっぽい投稿を見かけるとつい自分も

忙しくしてないと置いていかれる感が強まる一方で、なら

ばスケジュールがパンパンで忙しい人は稼げているのかと

言うと実際そこまでの大差はなく、結局は少額投資で少額

を稼ぐサイクルで回っているだけに過ぎない。結局人生を

成功に導く為には、大局を動かせる人物になる必要があり

そのスキルは隙間なくスケジュール通りに動くよりもふと

した瞬間に訪れる「閃き」の方が遥かに価値が高い。毎日

何かに追われる時間を極力減らし、やりたい事を片っ端か

ら片付けられるような生活習慣にしよう。

 

・物事には順序がある

個人の成功は、何も期限付きで決められるワケじゃない。

そんな誰かが決めた期限よりも「何をやってきたのか」の

方が遥かに大事だ。アイデアを売ろうとすれば詐欺師好み

の怪しい謳い文句になるし、本物との見分けがつかない事

から「やっぱり既存の売り方の方が可能性あるじゃん」と

思われがちだが、人間の本質を扱う無形事業商売というの

はもっと深い部分で完結している事が多い。これらを順序

立てて遂行する方が理解度はより深まるはず。

 

・思考に使う時間

教える側が一番難しいのは「ナゼその思考に至ったのかを

説明する」事に尽きる。これは絶対に第1領域や第3領域

の時間を減らして第2領域の時間の割合を増やさなければ

理解の領域には及ばないし、そこに充てる時間を確保する

「覚悟」が本物起業家を目指すキーワードになる。誰かが

示してくれた浅はかな行動を増やすよりも、自身で考えた

最善策に時間を使う事を自己承認しよう。それは今すぐに

稼ぎには繋がらないかもしれないが、人生の長い時間軸で

見れば2年や3年はしれた損失になる。

資本主義の恩恵

・とらよしの思想

どうも人は「大金を失う事で人生に本気になる」といった

性質があるようで、世にはびこる詐欺師も「必要悪」とい

うポジションを得る要因になっている。何度もお伝えする

が、詐欺師がその先でホンモノになれる道理は無い。その

理由は単純明快で、そもそも「初めからやる事が違う」事

に尽きる。であれば、必要悪という認識は世の中において

エンタメ以外には「誰も得をしない」世界でしかない事に

気付こう。結局騙した方も騙された方もその先に道が無い

のは同じならば、最初からホンモノを目指した方が人生に

おいて近道なんじゃないのか?というのが逆算戦略の思想

そのものだ。

 

・買う事で生まれる一貫性

ではナゼ人はそもそも「大金をロストするまで失敗に気付

かないのか」に着目すると、理由の1つには影響力の力に

抗えないという理由がある。人は基本的に自分で決断した

道は「それが正解だ」とし、なかなか曲げられない心理を

持っている。高額商品を買う行為というのは、この決断を

させる理由を何かしら持っていて「買った事」に対して人

は前に進むモチベーションを得る事がある。多くの詐欺師

は基本的にこの作用を利用する事で人の心理に付け込む事

を生業にするが、実はこの影響力は「知っておく」だけで

カンフル剤の役目を果たす。影響力が悪用禁止だと謳われ

ているのは、こういう「防御姿勢」を取る事に重きを置い

ているからであり、これを悪用すると先程の「ダレ得」な

世界が待っている。

 

・資本主義の限界概念

ただ、この「買うという決断をさせるゲーム」が資本主義

そのものの理念である事も否定できない。であれば購入者

は本当に価値の高いモノを正規の価格で買うべきで、商売

の原理原則に則れば詐欺まがいの価値の無いモノを買う事

は資本主義からも微妙にズレる。価値のないモノはその先

で転売が効かない・活用のしようがない等将来的に資本と

して活用できないからだ。有料のモノと無料のモノの差は

決して「決断させた者勝ち」というゲームではなく価値の

有無で判断される事を切に願う。

支援と資本の因果

・支援への道

ビジネスには主に「購入」と「支援」の2種類の収益方法

が存在する。当然、投資も支援の一環に入る。ただ、自身

のオリジナルコンテンツを世に押し出そうとする時、顧客

の満足は果たして「支援」を要請するに値するかどうかが

非常に曖昧になる。その大きな理由は、継続ビジネスには

資本メリットを構築する事が非常に難しく、世の中の変化

を期待している顧客と既に変化を終えているハズの成功者

の狭間で「自分を応援してくれる理由」にまではなかなか

辿り着けないから。自身で構築した思想を成功者と共有さ

せる事が支援への近道になる事に違いないが、それは同時

に顧客をバカにしたスタンスをさらけ出す事に他ならない

為に「支援してね」とはなりにくい。

 

・確認ツールとしての動画

この問題を解決する為に、動画コンテンツというツールを

利用しポートフォリオとして設置しておく事で共感を得る

という方法はあるが、現在の動画コンテンツのメインスト

リームは視聴者数や登録者数を増やすタレント・インフル

エンサーが大多数を占める。自身がプレイヤーとして支援

を募るには可能性は増えるが、その代わりに「プレイヤー

としての時間」で1日の時間をほぼ使い切ってしまう事を

知っておこう。このスタイルは決して悪手とは言えないが

自身の露出が止まる事は即ち収益が途絶える時に等しいの

で、よっぽど時代に関係のない内容でブレイクしなければ

永遠に再生回数が伸び続ける事はない。

 

・どんな演出が出来るか

ビジネスに「支援」の概念を盛り込みたい場合は最初から

自身のコンテンツに支援に対するリベート(見返り)設定

をしておく必要がある。自身で価値を創り、それを自身が

プレイヤーとして演出する事を最初から決めておけば支援

の可能性は格段に増える。であれば、自身が演出する前に

は支援の対象である「受け皿」を用意しておく必要があり

そこに自身のブランドを入れておこう。これが先に動画へ

走るべきではない本当の理由になる。


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