影響力と自信を持つ為に
- とらよし
- 4月5日
- 読了時間: 10分
影響力の課題
・影響力の正体
誰もが欲しがる「影響力」だがその力は認識できない上に
本当に強力であり、人種や地域や文化・風習に左右されな
い。これこそが人の真理そのものであり、権力に近い効果
を持つが「権威の力」も、実は影響力の一環に過ぎない。
この力は、持てば自分が最強である錯覚を簡単に引き起こ
す上に、例えば「スターダムにのし上がっていく自分」を
創造できれば解りやすいかもしれない。その中で求められ
るのはやはり仲間の死ではなく圧倒的な実力差で勝つ事。
そこでもし、自分だけが優遇されようと働きかければ必ず
しっぺ返しはやってくる。目指すビジネスの狙いは寡占で
はあるものの、そこには誰の死体も不要であり決して1つ
のモノを奪い合うワケではない事を知ろう。
・特殊詐欺被害は防げるか
この力を自身の為だけに使えば、その先にはエスカレート
させるしか存在する方法が無い。段々コントロールが不能
になっていき、焦る怒る裏切るを繰り返すうちにどこかで
組織に拾われる。これをターゲットにしているのが、近年
増加中の特殊詐欺の本質であり、例え中枢幹部であっても
この力から逃れる事は不可能に近い。これだけ強力な力を
犯罪に使われると、よもや庶民の知識では太刀打ちできる
ハズもなく、むしろ啓発活動ぐらいでなくなると考える方
が不合理で不自然だ。そんな事象を知るだけで、影響力に
ついて学ぶ必要性については十分ではないだろうか。
・他者に働きかける
とは言え、ビジネスはそのほとんどが他人への働きかけが
メインだ。大々的な売り込みは大手の十八番であるとして
も、全く売り込まないビジネスなど世の中に存在しない。
ビジネス立ち上げの際は「弱者の兵法」に則った上で名前
負けしない中身を創り込んでから影響力を活用していく事
をお勧めする。中身が無いまま影響力だけを振りかざすと
特殊詐欺グループと同じポジションに自身が立つ事になる
事を知った上で「どんなお金持ちになるか」を最初に決め
ておく事の重要性を改めてここで示唆しておく。
サロン展開の速さ
・自転車に乗らない
このサロンでは自転車操業を良しとしていない。その理由
は、自転車に乗りながら時間を消費するサイクルのままで
上げられるスピードに限界がある事を知っているからだ。
自転車サイズのビジネスは、乗り物ごと変えるのに多大な
コストがかかる。ただ、自転車で出せる稼ぎを確保しなが
らそのコストは捻出できない事は始める前から視えてしま
うのが現代の情報社会。であれば、最初から自転車を選択
しないのが正攻法である事は誰にでも理解できる。乗り物
は「スピードを上げる」事は出来ても、自転車が車に勝て
る道理はない。これを踏まえると最初から飛行機に乗った
方が良い事は言うまでもないだろう。
・ジェット機ペース
このサロンの配信ペースは「稼ぎを出しながら」では到底
追い付かないペースで進んでいる。その目的はまず「誰に
も真似されない」参入障壁がマストにあり、次に高品質を
目指す事が挙げられる。どこかのコミュニティの禁止事項
に則っていればこんな速度で成長する事はあり得ない反面
稼ぎはどうしても後ろへとオフセットされる(ズレる)。
迎え撃つ恐怖も尋常でなく大きくなるが、これを乗り越え
ると「自信の大きさ」にも比例する上に高品質も確保でき
る。アナタが自転車でないにしても車の速度で走っている
理由は一体どこにあるのか今一度考えてみよう。結局乗り
換えには膨大なコストがかかる事は既に周知の事実のはず
だ。
・プロセスエコノミーに学ぶ
ならば創り掛けの時点では販売できないのかと問われれば
その限りではない。プロセスエコノミーという手法を知る
事は、影響力を持つまで稼げないという「諦め」から脱出
できる方法を持っている事に等しい。製作途中の工程を、
応援の意味も含めて販売できたならば「完成品は無料」で
も問題はなくなる。であれば弱者の兵法で何をどこへ働き
かける事が望まれるのかはほとんど自動的に決まってくる
のではないだろうか。その為に高品質である必要があるし
圧倒的な自信が必要になるんだ。
バックエンドのカラクリ思想
・バックエンドは商品じゃない
このサロンは今も昔もこの場所を「有料公開」の場として
機能させているが、この場所は決して「商品」なんかじゃ
ない。誰かが毎日「この場所にいる理由」というのはそん
なに簡単には創れなくて、AIだろうがチャットGPTだろう
が絶対に創り出せない世界だ。これこそが絶対的に「人間
にしか創れない」場所だとボクは考えているが、多くの人
は自分の中で何か新しいツールの使い方を思い付けばすぐ
「自分が最初の発見者」だと思い込んでしまう癖がある。
だから安易に希少価値に走ってしまうが、蓋を開けてみれ
ばそれは「どこか」では既に常識だったという話も珍しく
はない。
・創り込んだモノを無料公開
アナタは「買ったモノ」をちゃんと消費できているか?
これはこのサロンが始まってからずっとココで投げかけて
いる設問。便利だからと買ったモノを少し使ってみて一瞬
「お金による加速の恩恵」を受けただけで自己満足してい
ないだろうか。CanvaであれチャットGPTであれ、買った
モノは徹底的に使い込んでみよう。そうするとすぐに情報
インフレを起こす事に気付くが、そうして創り込んだモノ
そのものに価値はほとんど存在しない。ではどこに価値を
見出すべきかは「その時間に投資した自分の価値」だ。
・プロセスエコノミーに倣う
自分の価値を上げていくと、素晴らしい作品達が無料公開
でも全く問題なくなってくる。むしろ外野が騒いでくれる
事で自身に注目を集める効果が狙える。これが「プロセス
エコノミー」という考え方の真意で、どうやってそんな物
を創ったのかに直結していく理由だ。ここをどうにかして
成立させる為に暗中模索と試行錯誤を繰り返すが、これが
成立した時にはもう「誰も真似できないオリジナルコンテ
ンツ」が完成しているはず。どんなジャンルであれ起業家
が目指す最終目的地はそこにある。
起業マインドを育む力
・時間管理マトリクス
「時間管理マトリクス」というのは時間の概念を”緊急性”
と”重要性”の2種類に分解し、どちらも「ある」か「ない」
と「どちらかはある」の4種類に仕分けたモノ。この中で
逆算戦略アカデミーが推奨しているのが「緊急ではないが
重要」な時間にどれだけコストを割けるかだ。その理由は
主に「緊急性」に重点を置いていて、主観的に緊急を要す
る事態というのは往々にして「外部からの影響」による事
が多いからだ。これが戦争や災害など、急がなければ命の
危機に晒されるのであれば話は変わるがここ日本ではそこ
までひっ迫した緊急性などほとんど無い。
・お金稼ぎは「緊急かつ重要」か
そしてこのサロンでは「目先のお金を追いかけない」事も
推奨している。これを追いかけ出すと目先の小さな結果に
貴重な時間を費やしてしまって大局が見えなくなってしま
うからだ。小さなお金を得るには小さな行動で事足りるが
そこに時間を使ってしまっていては、いつまででも大きな
モノには手が届かなくなる。ほとんどの人はこのジレンマ
に気付かないまま、ナゼか「順次大きくなっていく」っと
勘違いしたまま老後を迎える。狙うのは常に大きなモノで
あり、そこにチャレンジした失敗は成長の糧になる。
・心が動かない内はやらない
ではそんな最大のリスクのまま最大のモノを狙う時、闇雲
に動いてみたり誰かの指示通りに動くと失敗した時の代償
は大きい。多分ほとんどの人がこのストレスの原因に対し
「大きなモノを捉えにいったからだ」と勘違いしているが
原因の本質は違う。そこには「本気で獲りに行って(行け
て)ない」という自身のマインドが主な要因になる。本気
で動くという事はマインドと肉体が共に同じ方向を向いて
なければならず、それは誰かに命令されたり周囲の反応で
は判断ができない。またこの根拠は「自分が自分のゴール
に向かって進めている」と確信した時にのみ適用される。
アイデンティティの見つけ方
・マズローの5段階欲求
近年どこの起業塾へ行っても習うであろうこの心理現象は
実は内容を知るだけならGoogle先生かチャットGPTで事足
りる。わざわざ誰かが教えるまでもなく「見れば分かる」
の境地だが、これを「教える」事にわざわざ時間を割いて
いると、いつまででも「その先」には辿り着かない。事の
本質は5段階目の欲求である「自己実現」を達成した後に
訪れるが、多くの人はここに到達できないためかこの心理
現象を「教える」という陳腐な手法に走るしかない。これ
ではショーウィンドウケースから出しただけで、何も使え
ていないのと同じだ。見てるだけならネット画面でも十分
事足りる。
・自己実現の向こう側
誰もが知る通り、この心理現象の最終段階は自己実現欲求
を満たす事に他ならないが、その先まで教えてくれる人は
ほとんどいない。それは「自己実現」を空想的な成功論と
して捉えているからに過ぎないからで、実はほとんどの人
が自己実現を成し遂げている。「やろうと思っていた事」
が実現すれば、それは多かれ少なかれ実現している。では
なぜ自分が思い描いた通りの境遇になっていないのだろう
か。ここには実は「繰り返し」の概念が潜んでいるのだが
ほとんどの人は「1回で成功者になれる」と妄信している
為に現実とのズレを修正できないまま空想の夢が破れる。
・時間管理マトリクスとの連携
このサロンでは実に多くの事を実現してきている。影響力
を持つ為には、繰り返し自己実現を達成する必要があって
そこに辿り着けない人に対しての「道を整備してあげる」
事も起業家の役目になる。この作業こそ「緊急ではないが
重要な時間」そのものだ。ここに時間が割けないという事
は自分だけが自己実現を繰り返して未来へタイムスリップ
してしまうか、いつまででも「承認欲求」の解消を外部に
依存してしまって前に進めなくなっているかのどちらかに
なるだろう。Society5.0が伝えたい「共有の時代」の本質
は、自分だけではなく周囲も巻き込んでこの5段階欲求を
実現しようとするものではないだろうか。
YKKから始めよう
・何かあると感じた世界
多くの人が「知らない」「やらない」事を題材にしている
と、一般的にはタブーとされている「~だと思う」という
表現は避けて通れない。ただ、そこを恐れていると、中々
自分が「何かある」と感じた世界へ足を踏み入れる勇気が
出ない。外部からの承認でなく、自分が感じた問題解決へ
の承認を自分で出す為には様々な「根拠」が必要になって
くる。こうした根拠を紡いで、自分の筋道を証明する事を
成功者の間ではコネクティングドッツと呼んでいる。何か
あると自身が感じたのであれば、そこには必ず「何か」が
あるはずだ。これを探しに行こう。
・PDCAでなくYKK
こうした「得体の知れないモノ」を探し出す時、プランと
いうのは多くの場合邪魔にしかならない。結局、失敗した
時に「プランが悪かった」としか結論付けられないからで
初めての経験にそもそもプランなど建てられない事を先に
知っておこう。ここで重要になってくるのは「思い付いた
事はやってみる」というチャレンジ精神だ。しかもそれは
「楽しそう」「面白そう」といった時間管理マトリクスの
第4領域ではなく、自身の問題解決の為に必要そうな第2
領域に関わる行動である方が良い結果をもたらす。これが
闇雲に動くワケじゃないという行動の根拠そのものだ。
・感じるという事
自身が問題解決の為に必要だと感じた行動に対して「心が
動いた時」に「やってみる」を実践した後は、その行動に
対してどう感じたのかが重要になってくる。これは単純に
その行動を「継続させるかどうか」を決める重要な根拠で
すぐに判断する必要もない。結局はその為に「備忘録」を
活用するのであり「ちょっと待てよ」と感じたのなら一旦
保留しておくというのも1つの手。これを哲学の世界では
「エポケー」と呼んでいる。その後は「継続するメリット
デメリット」について考える時間に(第2領域の時間)が
再び訪れる事になる。




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