1週間の振り返り
- とらよし
- 2024年6月8日
- 読了時間: 0分
立場を選択する
・運を拾える習慣とは
成功者が口を揃えて発する「自分は運が良かった」という
状態は、実は自身で選択できる。これはつまり「運」その
ものが目の前に現れるかどうかはコントロールできないが
常人は目の前に幸運がやってきても「運がやってきた」と
認識できないという話に集約される。つまり、運がないの
ではなく「拾う能力がない」だけだ。ならばこれが自在に
拾えるようになる為には、運の手前にある「性格」を変え
る必要がある。そして性格を変える為には習慣(日常のル
ーティン)を変え、習慣を変える為に行動を変える必要が
あるというのがマザーテレサの言葉。しかし忘れてはなら
ないのは、その行動を変える為の原点には「運を拾える人
になる為に」という思考が絶対不可欠だという事だ。
・必要なのは選択と決断
では、この考えは一般人とどのように違うのか。一般人は
「これは拾っても良いモノです」と誰かに教えられなけれ
ば拾う事ができない。月光仮面のおじさんは「良い人なん
だよ」と教えられなければ、この名作がヒーローとしての
役割を果たす事ができないように。しかし、成功者が持つ
判断基準は少し違う。成功者はそれが「幸運であろうが不
運であろうが関係なし」に目の前の運を拾う。例えそれが
苦労の塊だったとしても、ちゃんと自分の意思で判断して
拾うかどうかを選択している。つまりこの差は周囲の意見
に流されるか否かという部分に集約されていて、誰かの言
う事を聞いているだけでは何も拾えないという事を指して
る。
・判断基準をどこに置くか
では、成功者は周囲の意見など全く聞いてないのかという
とその限りではない。ここで重要なのは「人の意見に従っ
ただけ」なのか「重要かどうかを見極める為の参考にした
のか」の違いだ。つまり自分の中に「重要かどうかを判断
する為の基準がある」という事。これがシンプルルールを
採択する理由であり、その中心に「アイデンティティ」を
置く事をこのサロンでは推奨している。この判断基準の元
では、仲間とワイワイすれば成功できるワケでもなく何か
宗教的なモノを信仰していれば成功するワケでもない事を
自然とアナタに教えてくれる。そこにあるのは、絶対的な
アイデンティティであり、仲間も信仰も全てが自分を構築
する為に「参照するモノ」になる。
ナゼ敵は自分自身なのか
・敵は常に自分の中
個人でビジネスを興そうとする時、誰かの傘下に入る事で
スピード重視にする人は多いが、その誰かが用意してくれ
た車のハンドルは、実は自分で動かせない事が多い。これ
が自転車なら尚更その先は地獄しか見えないし、そもそも
何も用意されてない事がほとんどだ。この状態をここでは
詐欺と呼んでいるが、入る前は往々にして「スピード出世
できる」という謳い文句で釣られるのがほとんどだろう。
そう考えた時、結局自身のオリジナルの乗り物を創る事に
なるのであれば、狙う市場はブルーオーシャンである方が
後々に断然有利になると同時に「誰のせいにも出来ない」
環境に身を置く事になるという理論(合理性)を理解して
おこう。
・レッドクイーン理論
では例えばレッドオーシャン市場で競合ひしめく市場の中
へ入ったとしても、少しでも稼げる方が良いのではないか
と考える人は多いだろう。ただ、その世界でも結局は誰の
せいにも出来ない上に競合がどんな戦略で市場にアプロー
チをかけているのかを永遠に注視しておかなければならな
くなる。その理由は単純に「パイの取り合い」だからだ。
つまり限られたパイを取り合うレッドオーシャン市場では
相手が妙手で攻めればコチラも同じ手か、その上をいかな
ければ顧客を奪われてしまう。コチラが妙手を打てば競合
も真似(コピー)をしてくる。こういった研鑽はお互いを
相対的に見れば切磋琢磨に見えるが、外に意識が向かなく
なる危険性を孕む。それは、そのうちやってくる技術革新
の波に、競合ごと喰われてしまうリスクに気付けないのと
同じ事。であればそもそもこの状況になる事を避けたい。
・何と闘うのか
レッドオーシャン市場での競合との研鑽が、まだ見ぬ未開
の技術(システム)に恐れを抱く原因を生む事を鑑みれば
競合不在のブルーオーシャンを狙う理由には十分すぎる。
ではブルーオーシャンにおいて、競合がいないその世界で
は一体何と闘う事になるのかというと「シュンペーター」
という最新技術との闘いになる。これは即ち、現在レッド
オーシャン市場で切磋琢磨している同業者達を陰から狙う
存在になる事を意味するからだ。だからブルーオーシャン
を狙う者は常に最新情報(技術)に目を向けておく必要が
あるし、その技術の「何が凄いのか」を理解しておく必要
に迫られる。これを根拠にこのサロンではノウハウコレク
ターを無意味だとは判断しないし、それは後に繋がるコネ
クティングドッツの為に備忘録として残しておけば良い。
効率が良い状態とは
・飛行機に乗りたい
「仕事」としての効率を考えた時、作業に至る答えまでの
道のりは「速い」に越した事は無い。しかし、レッドオー
シャン市場で活躍中の事業家にとって、自身で最速の答え
を導き出すのは実質困難を極める。ならば、その市場の中
で「飛行機を用意する事」を仕事として生業にするのがコ
ンサルタントの本懐。その為には、膨大な情報と対峙する
事が求められるのは想像に容易い。これらの部品は市販で
売られている「汎用品」では代用が効かず、そのほとんど
が自家製オリジナルの部品になる。どんなジャンルであれ
飛行機を、それもより早い戦闘機が創れる立場になる事は
ブルーオーシャン市場としての役割を全うするのに最適な
選択肢になるのではないか。
・時間リソースにフルベットする
とは言えこれを実際に成り立たせる為には、まずは目の前
に広がる膨大な情報の海で自身に必要な情報(パーツ)を
拾い集める所から始めなければならない。それこそ周囲の
同調を図っている時間など無いし、無限とも思える情報の
渦の中でかなり長い時間「暗中模索」を繰り返す事になる
事を覚悟しよう。正にコレが、レッドオーシャン市場での
事業の始め方とはまるで違う動き方をする理由そのものだ
し「まずは行動」でなく「まずは理念」になる理由も兼ね
る。そこでは見渡す限り無限に続いていそうな情報空間の
中で「自分が進みたい方向」を、どうにか見つけなければ
ならないからこそアイデンティティを船にセットする事が
必須項目だ。この作業は今まで社会で常識としていた行動
とは真逆の行動が正解になる。誰かの情報を鵜呑みにしな
くなり、全て自身の判断で自身の赴くままに進むその航海
はすぐにドリームキラーを呼び寄せる事になるだろう。
・自転車操業はどのように生まれるか
まず、今までの自分の常識の範疇で活動しているからこそ
「自分は成功していないんだ」という自覚が要る。これを
理解しないまま「○○さんが言う通りに」っと、今までの
常識のまま進むからこそ誰もが自転車操業に陥る原因だと
知っておこう。逆算から効率的に仕事を創るのに数年かか
った仕事を、1から順番に組み立てていくという事は単純
に「マニュアルこそ効率」の世界になる。ではそれが無い
状態では「非効率」な仕事になるという事を理解した上で
「誰かから教えてもらう積み上げ方式の仕事」は予想以上
に時間がかかると理解するのに難くない。つまり逆算戦略
で考えてオリジナルで遡ってくるか、誰かが作った新たな
道をマニュアル化する以外の稼ぎ方は「全て非効率」だと
思っておいて問題ないだろう。これがどうしても、社会が
自転車操業を生んでしまう理由そのものだ。
努力の方向性
・今が非常事態
多くの人は「将来にこそ困難がやってくる」から今の内に
お金問題をクリアしておこうと考えている。これをいとも
簡単にしたのが「貯金」という制度だ。だからこそ社会は
「今苦労しておけば後で楽になる」と信じてしまうのだが
実際は老後になっても決して楽にはならない。結局自分が
動けなくなるまではどこかで労働しなければ、貯金だけで
お金が潤沢にあるとは言い切れない事にそろそろ社会全体
が気付き始めた頃。その理由は長寿命だったりお金の使い
方だったりと様々あるが、いずれにせよ今のままの認識で
老後が楽にならない事だけは満場一致で理解出来ていると
考えて良いだろう。では実際に老後を楽にする為には「今
が非常事態である」っという事に気付くのも難しくないし
その非常事態そのものが「現代社会の常識である」という
事に気付くのも難しくない。
・迷惑系の動画で思う事
今、動画の世界では既にジャンルが飽和していて新規参入
者が狙えるポジションが空いてない。どこも競合だらけだ
し、そんな中で「誰もやってない事」を探せば、当然迷惑
行為にブチ当たるのは至極自然な事。ただ、このジャンル
は「ヒール役」というニーズを満たせる代わりに将来性を
犠牲にしている事も知っておかなければならない。モラル
を欠いた行為はメジャーで成り上がった人との共演がNG
になる事が多い上に、散々悪の限りを尽くした挙句にある
日突然「ヒーローに転身」などできるワケがないからだ。
ヒールのニーズを追いかけるのであれば、それは死ぬまで
ヒールを貫く覚悟が必要でありデジタルタトゥとして永遠
に記録として残る動画業界では特に気を付けなければなら
ない事象となる。
・素晴らしき未来の為の今
ではそんな動画界で自身のビジネスを露出させたいと考え
た時「空いているニーズを探すのを辞める」っというのは
自然な発想だ。だからこそ狙う市場はブルーオーシャンに
なるし、ここを狙う為には「今が非常事態なんだ」と理解
した上で、そんな物心ついた時から当たり前だと感じてい
た常識こそが自身の未来を狭めている張本人であるという
問題と本気で向かい合う事が求められる。この問題を解決
してこそブルーオーシャンで提供できる価値であり、これ
は難病と対峙しているのとほぼ変わらない立ち位置になる
から、まずは賛同者を探す必要があるし、その為に見せる
資料も用意しなければならない。そしてその資料の基にな
るのがポートフォリオであり、備忘録であり自分のストー
リーになるんだ。これらが必ず未来のアナタを救ってくれ
る事になる。
認める為に視野を広げる
・「あんなモノ」が売れるなんて
現代社会の最大市場はどこにあるのかを考えた時、それは
「承認欲求」である事は多くの人が知っている事実。その
解消の仕方は千差万別であるが、いずれにせよ相手の自己
有用感を何らかの方法で埋めてると言って良い。そんな中
で「お金を出して仕事をする」という取り組みが目立ち始
めてきている。この効果は「自身のスキルアップ」もさる
事ながら「自己有用感」をも見事に解消していて、まさに
WinWinと呼ぶに相応しい価値交換となる。この市場なら
「つもり」や「ごっこ」に巻き込まれる事無く、思う存分
自身の自己有用感を高められる一方で誰にでも用意できる
代物でない事も理解しなければならない。その権利を買う
のはいとも簡単だが、販売するには強烈な影響力が必要で
あり、誰もが簡単に売れるモノでないと理解しておく事。
・パッと見よく似てる
この自己有用感を高める方法は主に2種類ある。1つ目は
「役割(役職)を与える事」で、これは一般企業の中でも
スタンダードな方法になる。もう1つは「向上心を満たし
てあげる事」で、こちらは先程の経験を販売する方法だ。
この2つはどちらも相手の自己有用感を満たすので、そこ
で得られる効果はよく似ていると感じるかもしれないが、
どちらも「与える側」に回るには相当な苦労と闘う必要が
ある。とは言え、前者の効果を得たければ起業など目指さ
ずに企業組織へ入れば誰でも挑戦は可能である一方で後者
はWinWinになれる事から購入するメリットは大きい。
・少しずつ認めていけば良い
こうした「非常識な売り物」というのは世間からの風当た
りが厳しくなりがち。であるならば、自分の将来の選択肢
を狭めている「世間の常識」に従うかどうかを、こうした
所でも判断できる事になる。つまり世間と同じ感情が湧く
のであれば、その人はまだ起業マインドが持てない一般人
であると知る事が出来る。一体何がどうなると価値が消費
されるのかは一朝一夕で理解できるモノではないとはいえ
「自分がまだ一般人である」という事にだけは気付ける。
これらはダイバーシティの問題でもあり、これを解決する
為には「集団が引き起こすスイミー効果」をシステム的に
理解する必要がある。誰がどうなったからその役割が必要
になったのかが紐解ければ、先ほどの「お金を出して買う
仕事」が一体ナゼ生まれたのかを知るきっかけになる。
アントレプレナーシップ
・起業的思考
個人で起業を考えた場合、誰かのアイデアを販売するのは
「販売員」のお仕事でありそれは即ちフリーランスという
立ち位置になる。それでは仕事は上流から流れてくる事に
なり、自らにBATNA(優位性)を紐づけるのが困難だ。
「起業」はどこまでいっても仕事の源泉であって、唯一の
価値を提供できてこそ。だから大手が手を付けない分野に
挑戦する事が当たり前になるし、誰かが既にやっているの
なら「早々に手を引く」か、起業でなくフリーランスとし
てバリューチェーンの中抜きに精を出すしか選択肢がなく
なる。ただし、フリーランスは報酬あっての仕事である事
から「誰の仕事を請け負うか」の選択肢も極端に少ない。
・突き詰めればビジネス
では「そこでしか体験できない希少価値の高い仕事」なら
価値として買うだろうかという事を考えた時、普通ならば
外注(フリーランス)に報酬を払ってお願いする所を逆に
価値提供費用を頂きながらお渡しする事は可能だろうか。
起業家がマーケティングやバリューの事を誰よりも深掘り
する理由はそこにあって、これらを突き詰めていけば誰も
扱ってない「仕事を売る」というサービスが出来上がる事
になる。ここが生成できる事は最終目標になるが、その為
に今すべき事は”ポイ活”でもなければ”ワカラン殺し”でも
なく、増してや詐欺行為でもない。世の中のどこにどんな
価値が眠っているのかを掘り出す作業が先決で、その為に
まず価値を理解する事から始めよう。
・有用性を満たす仕事
では実際に「お金がかかる仕事」など世の中に存在するの
かと問われれば実際に存在する。例えば推しのアイドルが
開催する「握手会の後ろに立つ警備」の役割が面接でなく
オークション形式だったらば、どこまでの値がつくかなど
誰も予想できないとは言え、見る見る内に上がる事だけは
予想できるだろう。通常長くても数分しか目の前にいられ
ないアイドルにその日1日ずっと間近で密着できる上に、
不意に近づく輩からアイドルを守れるという有用効果のお
墨付きだ。ファンなら必ず高値でも買いたがるだろう。
こういったWinWinの関係性を作るのが起業家ならではの
仕事に他ならない。アントレプレナーシップはそういった
起業ノウハウの集合体とも言える。




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